キャンプ道具は収納も楽しむ!【有孔ボード&ディアウォール】

2021/04/06

(更新日:2022/06/19

キャンプ道具は収納も楽しむ!【有孔ボード&ディアウォール】

キャンプ道具を眺めながら生活がしたい!

ということでディアウォールを使って、テンション上がる仕事環境を作っていきたいと思います。

私はフリーランスで家で仕事することが多いのですが、いつも部屋の真っ白い壁を眺めていました。

その壁を以前からインスタなどで目にして憧れていた、有孔ボード(別名:パンチングボード、ペグボード)の壁面収納をDIYしてみました!

同じようなものを作りたいという方は、最後の「作ってみて感じた注意点・反省点」だけでも読んでもらうと参考になるかと思います。

追記:1年後引っ越したので、ディアウォールを外して天井に跡が残ってないか確認した写真も、最後に載せて起きます。

ディアウォールSを使った設計図を頭で計算してみる

今回は、ディアウォールをよりコンパクトに改良した「ディアウォールS」を使います。

単純な作りなので設計図はいらないだろうということで、頭の中で考えていきます。

組み立て方は、荷重を考えて壁に平行ではなく、縦に並べて各柱を上と下にツーバイ材で固定していきます。

ちなみに柱となるディアウォールですが、似たような製品でラブリコというのもあり、そのあたりの選択した理由は別記事まとめようと思っています。

ディアウォールSで必要な2×4材の長さ

まず、部屋の床〜天井の長さですが、2555mmでした。

ディアウォールSでは-40mmするので、『2555mm - -40mm = 2515mm』の2×4材が必要になります。

あとは、各柱を横につなぐための木材を、上下に1本づつ計4本必要ですね。

有孔ボードは楽天で一番大きいのを購入

楽天で探した感じ一番大きいものが、『厚さ4mm × 横915mm × 縦1825mm』でした。

なので、これを2枚並べる想定で作っていきます。

ちなみに今回は全部楽天で材料を揃えます。

理由は、今の賃貸マンションが天井が割と高くて、「2515mm」のツーバイ材が近くのホームセンターになかったからです。

ツーバイ材をつなぐ方法もあるみたいですが、真っ直ぐな木材じゃないと難しいみたいなので、リスクは避けていきたいと思います。

必要材料まとめ

<2×4木材>
・2515mm:3本
・915mm:4本

<有孔ボード ※シナベニヤ>
・4mm×915mm×1825mm(5φ-25P) :2枚
※ 5φは穴の直径が5mm
※ 25Pは穴と穴との距離

塗装にはワトコオイル

<ワトコオイル>
・ダークウォルナット(W-13):1L
・ミディアムウォルナット(W-12):200ML×2

ダークウォルナットは柱に使って、ミディアムウォルナットは有孔ボードに使う予定で購入しました。

ダークウォルナットは他にも使う予定が合ったので、1Lと多めです。

色味は結果から言うと、ミディアムウォルナットよりもう一つ薄めの色を買ったら良かったと思っています。
ちょっと濃すぎて、柱とボードの色味に差がなさすぎて、メリハリない感じに。。

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他の道具

・インパクトドライバー(Amazonで購入)
・補強金具(Amazonで購入、黒色でL字のやつ)
・ネジ(ホームセンターで購入)
・ワッシャー(ホームセンターで購入)
・ハケ(ホームセンターで購入)
・ブルーシート(ホームセンターで購入)
・タッパー(100均で購入、ワトコオイル入れるためのもの)
・折りたたみコンパクト脚立(Amazonで購入)

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壁面収納の作業工程

ここから、ざっと作業工程の順番と写真で説明していきます。

① 塗料を準備

100均で買ってきたプラスチックのタッパーに注いでいきます。

② 有孔ボードを塗る

壁につかないように、ブルーシートをうまく使って塗っていきます。
私はめんどくさいので重ね塗りはしません。(2度塗りしたほうがきれいなので推奨)

一回塗ったら、ベランダで数日放置です。

③ ツーバイ材を塗る

次にツーバイ材を塗っていきます。

横など全面を塗っていきます。

有孔ボードもそうですが、ワトコオイルは塗ったら乾いた布で余分なオイルを拭き取ります。

そして、ツーバイ材も乾燥のためベランダに放置です。

④ 補強材に金具をつける

補強材をつける場所に金具をつけるため、印をつけていきます。

ビスをとめる場所には、まっすぐ留めやすいようにインパクトドライバーでビス穴を開けておきます。

今回買った金具の注意点として、ビスを留める場所が『対称では無い』ということに気づきました。

L字の谷の部分に近いビスが、一方は一つ(写真の赤丸)で、もう一方は二つ(写真の緑丸)になっています。

写真のように金具を、「先に柱」「次に補強材」とビス留めしていくと、補強材の赤丸には、インパクトドライバーは結構ゴツくて留めることが出来ませんでした。

なので、「柱 = 三箇所ビス留め(緑丸含め)」「補強材 = 赤丸はビス留めしない」という感じでやっています。

⑤ 最初の柱を立てる

最初の柱は補強材もつけた状態で、立ててみます。

今回は2m50cmぐらいの柱になるので、じゃまにならない折りたたみチェアの上に乗って組み立てをしました。

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⑥ 2本目の柱を立てる

そして2本目の柱を立てて、補強材をつないでビス留めしていきます。

⑦ 位置合わせをしてみたらミスに気がついた

ここで、有孔ボードをアテてみて「ちゃんと付くかな?」と見てみたら、見事にずれてました。。

(写真だと分かりづらいですが、有孔ボードは補強材に留めるので、ボードの下に隠れるように配置されないとダメです。)

ちゃんとメジャーで測って位置を決めたんですが、2×4材一個分ズレてますね。

なので、すごく面倒なんですが下の補強材は金具含め全て取り外して、位置を直していきます。

⑧ 思った以上に有孔ボードがたわむので補助を入れる

もう一つ問題があり、今回使う有孔ボードが厚さ4mmで、縦が1825mmなんですが、上と下だけ留めるだけだとたわみます。

真ん中あたりが浮いている感じですね。

有孔ボードは補強材にビス留めするので、本当は補強材を3つにして、上中下の三箇所とめないとダメみたいです。

とはいえ、今から材料揃えるのが非常に手間なので、2×4材の10cm木材を、ホームセンターで追加で買ってきた金具で柱に付けました。

まあ有効ボードで隠れるので、とくに塗装もせずそのままです。

⑨ 有孔ボードをビス&ワッシャーで留めていく

今回使っている有孔ボードはベニヤ板で結構柔らかいので、緩み止め防止も兼ねてワッシャー&ネジで留めていきます。

色もネジと合わせるために、黒色のワッシャーをホームセンターで探してきました。

⑩ 完成!

色々問題合ったり、適当な作りだったりしましたが、完成しました!

早速デスクを配置して、キャンプ道具を適当に壁にかけてみました。

今回は木材以外は黒にしたかったので、フックも黒にしています。

作ってみて感じた注意点・反省点

  • 簡単でも設計図を書いたほうが良かった
  • 有孔ボードのたわみも考えておけば良かった
  • 色味は試して確認したほうが良かった
  • 大きな木材をネットで買うと配送料が高い

ほぼ作業工程などで話した内容ですが、一つ注意点として「配送料が思ったより高い」ということですね。

今回2m50c以上のツーバイ材と、180cm以上の有孔ボードを楽天の別々のお店で買ったんですが、
ツーバイ材が送料4000円、有効ボードが送料7760円だったと思います。

事前に電話確認があり、

・大型荷物の個人宅配が、数年前に全体的に値上げされた
・集荷センターみたいなところに自分で取りに行けばもっと安くなる

という確認がありました。

ただ、私は毎年なんですが冬場は仕事がホントに忙しくて、お金よりも時間優先と考え届けてもらってしまいました。

木材と送料で、合計だいたい3万いかないぐらいの金額となりました。

安く済ませたい人は、全部ホームセンターで自分で買ったほうが全然安くできると思います!

最後に:作業場の雰囲気が大きく変わって大満足!

というわけでキャンプ道具の壁面収納を作ってみましたが、ものすごく満足です!

家で仕事をしているときは、キャンプ道具を眺めながら仕事をしています。

めちゃくちゃテンション上がるので、おすすめです!!

ちなみにキャンプ道具を壁に並べてみたんですが、全然まだあるので、もう一枚増設しようかと考えています。

追記:ディアウォールを1年後はずしてみた

引っ越しのときに外してみたところ、うっすら跡はありますが、はっきりと分かるレベルではありませんでした。

もちろん退去のときの管理会社のチェックでも、とくに何も言われませんでした。

正直ディアウォールは、賃貸だと跡が残ってというの一番不安だったので、これで次の引っ越し先でも気にせず収納DIYができそうです!

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