【アウトドアで簡単】メスティンで作る水漬けパスタ|ジップロックで3分調理

2018/08/31

2025/09/27

【アウトドアで簡単】メスティンで作る水漬けパスタ|ジップロックで3分調理

アウトドア料理の定番といえばパスタ。
でも「茹で時間が長くて燃料を消費する」「水を大量に使う」というデメリットがあります。

そこで便利なのが水漬けパスタ
あらかじめジップロックで乾麺を水に浸しておくだけで、メスティンならたった3分で完成する時短レシピになります。

自分はキャンプ当日、到着がお昼になることが多いのですが、出発前に仕込んでおけば現地ですぐ調理できるのが本当に手軽。
ソロキャンプのお昼ごはんにぴったりの方法です。

パスタをジップロックに入れて前日に水漬けしておけば、移動中もそのまま持ち運べます。

この記事では、写真付きで具体的な手順とコツを紹介します。

水漬けパスタとは?アウトドアでおすすめな理由

水漬けパスタでナポリタン

ゆで時間を短縮できる

乾麺を1〜3時間ほど水に浸けておくだけで、通常8〜10分かかるパスタが2〜3分の加熱で完成します。
昼ごはんをサッと済ませたいキャンプや登山にぴったりです。

自分は2〜3時間かけて移動するキャンプ場に行くことが多いので、出発の朝に仕込んでおけば到着後すぐに作れます。
途中で昼ご飯を寄らないときは、この方法が本当に便利です。

燃料・水の節約になる

ガスやアルコールバーナーの燃料は限られています。
水漬けパスタなら短時間の加熱で済むため燃料を大幅に節約できます。

また茹でる水の量も少なくてOK。荷物を減らしたい徒歩キャンプでも役立ちます。

特に自分は夜にメスティンでご飯を炊くことも多いので、昼に燃料を使いすぎないのは重要です。

キャンプや登山に向いている

「お昼は簡単に済ませたい」「少ない燃料で調理したい」というアウトドアのニーズに合った調理法です。
さらに事前に自宅で仕込んで持って行けるのも大きなメリット。特に登山では水が限られているのでおすすめの方法です。

メスティンで作る水漬けパスタの手順

ジップロックとパスタの束(一人前)

下準備(ジップロックに乾麺+水)

パスタを半分に折り、ジップロックに1人前100g程度を入れて水を注ぎます。
水量は「パスタ全体がしっかり浸かるくらい」でOK。細かい計量は不要です。

ジップロックに密封しておけば、キャンプ前日の仕込み→当日の持ち運びまで一気通貫で使えます(夏場は保冷剤と一緒に)。
※ジップロックは加熱不可なので、必ずメスティンに移してから加熱します。

乾麺のパスタを半分に割って、ジップロックに水と一緒にいれる

漬け時間の目安(1〜3時間)

  • 1時間:少し芯が残るが食べられる
  • 2時間:アルデンテ気味でちょうど良い食感
  • 3時間:もちもちして生パスタ風

自分は3時間漬けた状態が一番おいしいと感じています。
時間が経つと麺は白く柔らかくなり、水も少し濁った状態になります。

水漬け時間の目安は1〜3時間。常温では数時間、冷蔵なら半日(6〜8時間)までが現実的です。
パスタ 水漬け 時間」で迷う方は、この範囲に収めれば安定します。

3時間後、柔らかくなり白くなったパスタ

メスティンで3分茹でるだけ

仕込んだジップロックをそのまま持って行き、メスティンに中身を移して加熱。

水漬けパスタをメスティンに投入

2〜3分茹でれば水分が飛び、見慣れた黄色いパスタに戻ります。
仕上がりの色味を確認し、一本食べて火が通っていれば完成です。

水漬けパスタを火にかけて茹でていきます

仕上げ(ソースや具材を合わせる)

最後にソースや具材を加えれば完成。
レトルトソースなら手軽ですし、醤油+ツナ缶で和風、たらこソースで定番のたらこパスタなど、アレンジもしやすいです。

水がなくなったら適当なソースをあえて完成

実際に作ってわかったコツと注意点

水に漬ける時間の目安(何時間まで水漬けしてOK?)

常温なら数時間、冷蔵なら半日(6〜8時間)が目安です。
ネットでは「12時間まで大丈夫」とも言われていますが、常温で長時間放置すると雑菌が繁殖するリスクがあります。

実際にパスタの吸水量には上限があり、時間をかけてもそれ以上水を吸うことはありません。

自分の体験では3時間程度がもちもち感が強くて一番安定
キャンプで使う場合は、当日の朝に仕込むのが現実的で安心です。

特に夏場は常温放置を避け、クーラーバッグに入れて持ち運ぶのがおすすめです。

早ゆでパスタは使わない

「マ・マー早ゆで」などの加工されたパスタは水漬けに不向きです。
中心が空洞化されているため、水を吸うと構造が崩れやすく、茹でるとプツプツ切れてしまいます。

自分も試しましたが失敗しています。
普通の乾麺(1.4mm以上の太麺)を選ぶのがベストでした。

軽く茹でる工程は省かない

水漬けしただけではデンプンの糊化が不十分で、食感がパサつきやすいです。
ためしてガッテンなどテレビで紹介されてもいますが、短時間でも必ず加熱することで、もちっとした仕上がりになります。

漬け水を無駄にしない

水漬け中にデンプンが溶け出しているので、漬け水はそのまま茹でに使うのがおすすめ
通常のパスタでいう「茹で汁」と同じように、ソースとよく絡んで乳化しやすくなります。

最後に:水漬けパスタはアウトドアの時短レシピに最適

  • メスティンで3分調理できる
  • 燃料・水を節約できる
  • 出発前に仕込めば現地ですぐ作れる

キャンプや登山では、昼ごはんに時間をかけられないことが多いもの。
そんなときに水漬けパスタは手放せないアウトドア飯になります。

自分も最近はお昼はこればかりで、茹で時間が短いからすぐに食べられます。

具材を家でカットしておけば、現地では「茹でて混ぜる」だけ。
簡単なのにしっかり美味しいのが魅力です。

メスティンの基本的な使い方や自動炊飯はこちらの記事で解説しています

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