キャンプで焚き火を前にすると、豪快に分厚い肉を焼きたくなるものです。
しかし近所のスーパーでは、ちょうどいいサイズや厚みの肉が見つからないことも少なくありません。
自分も最初はスーパーを探し回っていましたが、なかなか分厚いステーキ肉に出会えない…。
そこで活用するようになったのが通販です。
この記事では、キャンプに分厚いステーキ肉が合う理由や、スーパーと通販の違い、そして自分も利用している通販ショップを紹介します。
目次
なぜキャンプでは分厚いステーキ肉が合うのか
キャンプでよく使う焚き火や炭火は、家庭用コンロのように火力調整が簡単ではありません。
薄い肉だとすぐに焼けて固くなり、鶏肉や豚肉は中まで火を通す前に周りが焦げやすいのが難点です。
一方で牛肉は、多少レアでも食べられるため、焚き火でも安心して調理できるのが大きな利点。
さらに厚みのあるステーキや塊肉なら、強い火力でも外はカリッと、中はジューシーに仕上げやすいので、焚き火との相性は抜群です。
キャンプの非日常感に合わせて、豪快に焼き上げる雰囲気も分厚い肉だからこそ味わえる楽しみです。
最近はYouTubeやSNSで分厚い肉を焚き火で焼く動画が人気ですが、実際にやってみると「これはキャンプならではだな」と強く感じます。
分厚いステーキ肉はどこで買える?
スーパーで買う場合
- 400g前後までのステーキ肉なら、大きめのスーパーや肉専門店で見つかることがあります。
- ただし塊肉でよく見かけるのは牛もも肉が多く、部位を自由に選べないのが実際のところ。
- タイミング次第で厚切りステーキが並ぶこともありますが、欲しいときに必ずあるとは限らないので、狙ってキャンプに持っていくのは難しいです。
通販で買う場合
- サーロインやリブロース、Tボーンステーキなど、スーパーではほぼ見つからない肉も自由に選べます。
- キャンプの数日前に注文しておけば、確実に欲しい肉が手に入る安心感があります。
- 冷凍やチルドで届くので、半分を冷凍保存、残りをキャンプで使うといった使い分けも可能です。
普段はスーパーで買うこともありますが、「久しぶりのソロキャンプ」や「絶対に分厚い肉を食べたい」と決めているときは通販で選ぶようにしています。
豪快に食べるのにおすすめの部位
サーロイン
- ステーキの王道部位。
- 赤身と脂身のバランスが良く、噛みごたえがある。
- 焚き火の強い火力でも外は香ばしく、中はジューシーに仕上げやすい。
- 外側の脂を落とせば、脂控えめで食べられる。
リブロース
- サーロインに近い部位で、適度な脂ときめ細やかな肉質が特徴。
- 日本だと薄切りにされることが多いが、外国産なら脂控えめで分厚いステーキ向き。
- 厚みがあるため焚き火でも火加減に余裕があり、豪快に焼いて食べたい人におすすめ。
- 自分も普段はこのリブロースの塊肉を通販で買っていて、記事中の写真もリブロースです。
Tボーンステーキ(通販で挑戦してみたい部位)
- サーロインとヒレが一度に味わえる贅沢な部位。
- 骨付きなので焚き火で焼くと骨まわりに旨味が凝縮される。
- スーパーではまず見かけないため、通販ならではの特別感がある。
- 自分はまだキャンプで焼いたことがなく、いつか焚き火で挑戦してみたいと考えている肉です。
通販を利用するときの注意点
通販は便利ですが、いくつか注意点もあります。
- 脂身や筋の量に個体差がある
- 部位によっては硬さに当たり外れがある(例:ランプ肉)
- 安い和牛は脂が多すぎて食べにくいことも
自分も実際に通販で買ったとき、同じ部位でも脂身が多いものと少ないものが届いたことがあり、個体差を実感しました。
そのため、通販で選ぶときのコツは以下です。
- クセが気になる人は、オージービーフよりアメリカンビーフを選ぶ
- 塊肉や厚切りは、リブロースを選ぶと失敗が少ない
- 人数が多いBBQなら1kg以上をまとめ買いするとコスパが良い
おすすめの牛肉通販
自分は普段、ミートガイを利用しています。
正直、昔よりかなり値上がりしていて気軽には勧めにくいのですが、今まで外れ肉(極端に脂が多い、筋っぽいなど)が届いたことがなく、品質が安定しているのが大きな理由です。
グラスフェッドビーフ(豪州・NZ産の赤身肉)
アメリカ産ビーフ(ジューシーで食べやすい)
最後に:キャンプで豪快に食べるステーキは最高
何を楽しみにキャンプをするかは人それぞれですが、自分にとってはやっぱり「美味いキャンプ飯」。
その中でも、焚き火や炭火で分厚い肉をじっくり焼く時間はキャンプならではの贅沢だと思います。
ソロキャンプでは、焚き火を眺めながら塊肉を焼くのが楽しみのひとつ。
火の管理をしながら、少しずつ焼き上がっていく肉を待つ時間は最高の暇つぶしでありごちそうです。
普段は分厚いリブロースを塩コショウだけでシンプルに味わうことが多いですが、一度は通販でTボーンステーキを焚き火で豪快に焼いてみたいと思っています。
キャンプで「分厚い肉を豪快に焼く体験」こそ、通販をうまく活用する価値がある瞬間です。