YOKAの COOKING FIRE PIT は、いわゆる「有名どころ」の焚き火台ではありません。
ただ、YOKAというブランド自体にコアなファンがいて、この焚き火台も気になっている人は一定数いると感じています。
自分自身、徒歩でソロキャンプをはじめた頃から、ずっと焚き火台には物足りなさを感じていました。
コンパクトさを優先すると、どうしても軽くてペラペラな作りになりがちで、焚き火そのものを楽しむには少し頼りなかったからです。
本当は、もっと鉄の塊感がある焚き火台で、焚き火もしっかり楽しみつつ、料理もきちんとしたい。
ただ、徒歩やバイクでのキャンプでは積載に限界があり、その理想をずっと我慢しながらキャンプを続けていました。
そんな中で見つけたのが、YOKAの COOKING FIRE PIT です。
バイクキャンプでは正直ギリギリですが、リアに積めるサイズ感で、「これなら持っていける」と思えたことが購入の決め手になりました。
この記事では、実際に使ってみた体験をもとに、なぜCOOKING FIRE PITを選んだのか、そして後悔しなかった理由を正直にまとめています。
目次
YOKA COOKING FIRE PITを購入した理由

ソロ用焚き火台に物足りなさを感じていた
ソロキャンプ向けの焚き火台は、軽くてコンパクトなものが多いです。
それ自体は悪くないのですが、焚き火をしていると「なんだか物足りない」と感じることが増えてきました。
焚き火そのものを楽しむというよりも、「とりあえず火を起こしている」感覚に近かったです。
ブッシュクラフトのように、不便さや制限そのものを楽しむスタイルであれば成立します。
ただ、自分がイメージしているキャンプスタイルでは、少し違うと感じていました。
焚き火と調理を両立できる焚き火台を探していた
焚き火に特化した焚き火台は多いですが、調理をしようとすると途端に使いづらくなることがあります。
逆に、調理向けの焚き火台は、焚き火としての楽しさが弱く感じることもありました。
COOKING FIRE PITは、長い薪を使った本気の焚き火ができて、なおかつ追加のパーツに頼らず、調理もしやすい構造になっています。
焚き火と料理のどちらかを我慢する必要がない点に、強く惹かれました。
YOKAというブランドの魅力
YOKAは、万人受けするプロダクトを作っているアウトドアブランドではありません。
たとえば、ゴツくて安定感のある焚き火台であれば、スノーピークの焚火台のほうが有名で、設営や展開が楽な製品も多いです。
ただ、COOKING FIRE PITは「焚き火をするための道具」ではなく、その名前の通り、焚き火と調理を同時に楽しむことを明確に目的としています。
焚き火飯をしっかり楽しみたい自分にとって、この考え方はとても相性が良いと感じました。
こうした尖ったコンセプトを形にしている点がYOKAの魅力で、「使ってみたい」と思わせるプロダクトを生み出し続けているブランドだと思います。
YOKA焚き火台の良かった点(メリット)

長い薪がそのまま入るサイズ感
一般的な焚き火台だと、薪を切らないと入らないことも多いです。
COOKING FIRE PITは横幅がしっかりあるので、35cm前後の薪ならそのまま使えます。
薪を割ったり切ったりする手間が減るだけで、焚き火の快適さはかなり変わります。
焚き火のテンポが崩れにくいのは、実際に使っていて大きなメリットだと感じました。
重厚感があり、焚き火が楽しい
素材は鋼板2mm。
軽量ではなく、しっかりとした重みがあります。
火を入れると焚き火台全体がどっしりと構え、焚き火そのものをじっくり楽しめる安心感があります。
「軽さ」よりも「焚き火の楽しさ」を重視したい人にとって、この重厚感は大きな魅力だと思います。
グリルが広く調理しやすい構造
付属のグリルは6mm厚の鋼板で作られていて、かなりしっかりしています。
火を入れるとロゴ部分が炎に浮かび上がり、使い込むほどに表情が変わっていくのも、この焚き火台の楽しさのひとつです。
グリルの広さも十分で、肉を焼きながらスープを煮込むといった使い方も問題なくできます。
焚き火台の側面スリットに差し込むことで、グリルの高さを3段階に調整できるのも、調理をするうえで便利なポイントです。
ソロ〜ファミリーまで対応できる汎用性
ソロキャンプでは少し贅沢で、ファミリーキャンプではちょうどいい。
そんなサイズ感の焚き火台です。
「大きすぎるかな?」と感じる人もいるかもしれませんが、調理をしっかり楽しみたい人にとっては、むしろ余裕があって使いやすいと感じました。
バージョン3で改善されたポイント(底板構造)
初期バージョンでは、熱による底板の変形が話題になることもありました。
現在は 底板Ver3 になっており、変形対策が強化されています。
薪が直接置かれる底板が別パーツになっていて、この底板だけを500円で購入できるという点も、長く使う道具としては安心材料です。
現在最新のバージョン3の改善点は、以下で確認できます。
【YOKA公式】COOKING FIRE PIT 底板Ver3
実際に使って感じた気になる点(デメリット)

重量は約5kgと軽くはない
重さは約5kgあります。
徒歩キャンプで持ち運ぶのは、現実的ではありません。
ただし、車やバイクでの移動で、サイズ的に問題なければ、その重さのおかげで焚き火台としての安定感や安心感はしっかりあります。
軽さを最優先したい人には向きませんが、これはデメリットというより、完全に向き・不向きの話だと感じています。
COOKING FIRE PITは、車移動を前提に選ぶ焚き火台だと割り切ったほうが後悔しにくいです。
付属の麻袋は好みが分かれる
個人的に一番気になったのが、付属の麻袋です。
ワイルドな雰囲気はありますが、正直なところ好みは分かれると思います。
自分は、麻袋特有の触り心地や、使っているうちに糸くずが出てくる感じがあまり好きではありません。
帆布など、もう少ししっかりした素材の収納袋だったら、さらに満足度が上がったかなと感じます。
YOKA COOKING FIRE PITのサイズ感と使用レビュー

YOKAの焚き火台には大きさが2種類ありますが、自分が購入したのは大きい方の COOKING FIRE PIT です。
小さい方は COOKING FIRE PIT SOLO(収納時:320×173×40mm)で、その分コンパクトですが、使える薪のサイズも少し小さくなります。
収納時のサイズと持ち運び

収納サイズは W500 × D270 × 厚み40mm。
見た目以上に薄く、組み立てた状態を想像すると意外とコンパクトに感じます。
ただし横幅はそれなりにあるので、車やバイクに積む場合は、事前に積載スペースを確認しておいた方が安心です。
自分の場合は、バイクではリアに積載して使っています。
組み立ては簡単だが最初は少し迷う

パーツは3つだけなので、構造自体はとてもシンプルです。
ただ、初見だと「どこに差し込むんだろう?」と少し考えました。
実際には、サイド天板の文字が入っている部分に底板を差し込む形になります。
一度組み立て方を覚えてしまえば、次からは迷うことはありません。
焚き火メインで使った場合の印象

グリルを置かずに使えば、純粋に焚き火を楽しめます。
横幅が広いので、薪の組み方に自由度があり、焚き火台としての使い勝手はとても良いと感じました。
焚き火を眺めている時間が、自然と長くなる焚き火台です。
調理をメインに使った場合の印象

料理をしながら薪をくべられるのは、思っていた以上に快適でした。
グリルが広いため、塊肉を焼きながら煮込み料理やスープを同時に作ることもできます。
「料理が終わったら焚き火」ではなく、焚き火と調理を同時に楽しめるのが、この焚き火台の大きな魅力だと思います。
YOKA焚き火台が向いている人・向かない人

YOKA COOKING FIRE PITが向いている人
- 焚き火そのものをじっくり楽しみたい人
- キャンプ飯にもこだわりたい人
- 無骨で、使い込むほどに味が出る道具が好きな人
- 重さ約5kg、横幅約40cmのサイズ感を許容できる人
- 車移動、もしくは積載に余裕のあるバイクキャンプが中心の人
他の焚き火台を選んだほうがいい人
- 軽量・コンパクトさを最優先したい人
- 焚き火は最低限でよく、調理は別の道具で済ませたい人
- 徒歩キャンプや、積載に余裕のないバイクキャンプが中心の人
YOKA COOKING FIRE PITは後悔しなかったか(総評)

結果として満足している理由
正直に言うと、重いですし、かさばります。
決して万人向けの焚き火台ではありません。
それでも、自分のキャンプスタイルにはしっかりハマりました。
焚き火と料理のどちらも妥協したくない人にとっては、満足度の高い焚き火台だと思います。
今も使い続けている焚き火台かどうか
今も使い続けています。
ただ、最近はバイクキャンプでは荷物を見直していて、
この焚き火台を持っていく時と、あえて持っていかない時があります。
その日の思いつきでソロキャンプに行く場合は、持っていかないことの方が多いです。
一方で、事前に予定を立てて、キャンプ飯の献立まで決めて行くときはフル装備になります。
そういう時はYOKA COOKING FIRE PITを持っていき、この焚き火台を使うためにキャンプに行っているような感覚になります。
「買ってよかったか?」と聞かれたら、自分は迷わず「後悔していない」と答えます。
最後に:もっとキャンプ飯を楽しくするYOKA COOKING FIRE PIT

焚き火をしながら料理をして、そのまま焚き火を楽しむ。
COOKING FIRE PITを使うようになってから、キャンプで過ごす時間そのものの質が、確実に変わりました。
食事が終わったらグリルを外して、そのまま焚き火を楽しめる。
焚き火と料理を行き来できるこの感覚は、COOKING FIRE PITならではだと思います。
決して軽くもコンパクトでもありません。
それでも、「今日は焚き火とキャンプ飯をしっかり楽しみたい」という日に、自然と手が伸びる焚き火台です。
通常サイズとSOLOサイズの違い
COOKING FIRE PITには、通常サイズとSOLOサイズの2種類があります。
焚き火と調理の両方をしっかり楽しみたい場合は、通常サイズがおすすめです。








