私がキャンプに使っているのは軽バンのハイゼットカーゴに乗っているのですが、雨音が非常にうるさいです。
軽バンはコスト削減のため天井の鉄板が薄かったり、吸音材などもついていません。
車中泊だと寝れないレベルでうるさいので、今回は天井の雨音対策と断熱対策をしていきます。
軽バン天井のデットニングの方法
軽バンの天井のデットニングには、天井のプラダンっぽい素材を剥がして、2つの素材を天井に貼っていきます。
・レジェトレックス制振シート:¥4,000
・遮音防音材料の断熱アルミマット:¥6,500
合計1万円ちょっとの費用ですね。
この方法の問題点
作業前から想定はしてましたが、制振シートと断熱マットの両方を貼ると「分厚くなりすぎて天井の鉄のバーが閉まらない」という問題です。
これはハイゼットカーゴだから起こる問題で、他の軽バンはつくりによっては問題ないかもしれません。
私はこの問題の解決策として、プラダンっぽい素材は捨てることにしました。
(中古で汚れてたのもあり、ちょうどよかったとも言えますね)
軽バン天井のデッドニング対策の流れ
鉄のバーをレンチで外す
この手の作業はソケットレンチがおすすめです。
スパナとかはすごく疲れるし大変なので、ソケットが沢山あるもの1つ持っておくと便利!
天井のプラダンっぽい素材を外す(捨てた)
私のハイゼットカーゴは元々配送で使われていたものを中古で買いました。(10万キロくらい)
なのできちんと整備されてはいるけれど、中はちょこちょこ汚れています。
今回は丁度いいので、表面がフェルト生地っぽいプラスチックダンボールのやつは捨てます。
レジェトレックス制振シートを貼っていく
一枚の大きいレジェトレックス制振シートを細かくしていきます。
よくデットニングで使われているものですが、裏面がベトベトしたゴムになっています。
なので切るときにハサミとかボロボロになります。
粘着性のゴム素材が刃につくととれないので、100均とかで安いハサミ買ってきて使うのがおすすめです。
これは敷き詰める必要はないので、間隔をあけて貼っていきます。
Amazonで特大2枚というやつ買いましたが、全部使い切りました。
遮音防音材料の断熱アルミマットを貼っていく
今回購入したのは、厚さ5mmで大きさが1m×5mのマットです。
これも裏面が粘着テープがついているので、カットして貼るだけです。
レジェトレックス制振シートの上から隙間ができないようにしつつ、適当に貼っていきます。
断熱アルミマットは結構余ってしまいました。
天井以外のデッドニングで使うかもしれないですが、場所取るので処分ですかね。
鉄のバーを戻す
一応、アルミマットの上にプラダン素材を戻してみて、鉄のバーが収まるか試してみたのですが無理でした。
ただし、運転席の上だけは天井素材はそのまま使うことにします。
運転席以外の天井は板張りにしようと思っているので。
本来プラダン素材は鉄のバーの下に入る長さなので切断しました。
そのため、ちょっと浮いているのは両面テープとかで止めることにします。
デッドニングの効果はバツグン!
デットニングはこれで完了です!
意外と簡単にできました。
実際の効果なのですが、かなり音が小さくなりました。
拳で天井叩いてみても、ゴンッゴンッと鈍い音になり大満足です。
最後に:軽バン天井の仕上げは板張り予定
今は社内の天井はアルミシートの状態なので、今後はキャンピングカーなどでよく見る板張りにしていきたいですね。
天井の板張りには羽目板を使う予定なのですが、近くのホームセンターに在庫がなかったです。
なので、また時間あるときにやっていこうかと思います!