DDタープとは?タープ泊で実際に使って分かった良い点・悪い点

2018/12/20

2026/01/05

DDタープとは?タープ泊で実際に使って分かった良い点・悪い点

ミニマムなキャンプは、徒歩やバイクなど荷物に制限があるスタイルで続けていると、どうしても憧れてしまいますよね。
自分もその流れでタープ泊に興味を持ち、実際に使ってみたのがDDタープでした。

ミリタリーっぽいデザインと、タイアウトの多さ(張るときに使えるループの数)に惹かれて使い始めましたが、実際に使ってみると良い点だけでなく、続けていく中で見えてきた不便さもあります。

この記事では、タープ泊でDDタープを実際に使って分かった良い点・悪い点を、体験ベースで整理しています。
これからDDタープを検討している方や、タープ泊が自分に合うか迷っている方の判断材料になればと思います。

DDタープとは?

DD Tarpタープのビークフライを後ろから見た形

DD Hammocksというブランドについて

DDタープを展開している「DD Hammocks」は、ハンモックやタープを中心にした海外ブランドです。

製品全体を見ると、タープ泊やハンモック泊を前提にした設計が多く、軽量性よりも実用性・耐久性を重視した作りが特徴だと感じています。

DDタープの基本的な特徴(サイズ・素材・耐水圧)

DDタープはサイズ展開が非常に多く、定番は3m×3mや4m×4mです。
カラーもオリーブやコヨーテブラウンなど、ミリタリー寄りの落ち着いたバリエーションが揃っています。

素材はポリエステルで、耐水圧は3000mm

数字だけ見ると分かりにくいですが、実際に触ってみると生地はかなりしっかりしていて、いわゆる「安い軽量タープ」とは明確に別物です。
雨や風に対して不安を感じにくく、多少雑に扱っても大丈夫そうな安心感があります。

また、DDタープ最大の特徴がタイアウト(ループ)の多さです。
辺や角だけでなく中央にもループがあり、合計で19箇所あります。

このおかげでフルクローズを含めたさまざまな張り方ができ、タープ泊を前提に考えられた設計だと感じました。

一方で、3m×3mサイズでも実際に広げるとかなり大きく、張り方については事前にある程度の知識や練習が必要です。
そのため、キャンプに慣れたソロキャンパー向けのタープという印象を持ちました。

張り方の自由度が高いため、「どう張るか」を自分で考える必要があるタープと言えます。

タープ泊でDDタープを使った理由

DD Tarpタープ 木を使った設営

タープ泊に興味を持ったきっかけ

ソロキャンプを続けていく中で、次第に「もっと荷物を減らせないか」と考えるようになりました。

自分はバイクでソロキャンプに行くのですが、テントはどうしてもかさばりやすく、重量も増えがちです。
そこで気になったのが、テントを使わないタープ泊という選択でした。

タープ泊用としてDDタープを選んだ理由

タープ泊用のタープを調べていく中で、DDタープは次の点が魅力的に感じました。

  • タイアウトが多く、テントのように閉じられるフルクローズ設営がしやすそう
  • 生地がしっかりしていて、雨風に対する安心感がありそう
  • 価格が比較的手頃で、タープ泊を試すための一枚として選びやすい

これらの点から、タープ泊を始めるにあたって「最初の一枚」として失敗しにくそうだと感じ、DDタープを選びました。

タープ泊で使って分かったDDタープの良い点

タイアウトが多く設営の自由度が高い

DDタープはタイアウトが19箇所あり、張り方の自由度はかなり高いです。
風向きや地形に合わせて細かく調整できるため、状況に応じた設営がしやすく、タープ泊との相性は非常に良いと感じました。

サイズが大きく、床面までカバーできる張り方ができる

3m×3mや4m×4mサイズは、実際に広げてみるとかなり大きいです。
そのため張り方次第では、屋根だけでなく床面まで幕を敷ける設営も可能になります。

地面の状態が悪いキャンプ場や、虫が多い時期には、この張り方がかなり有効でした。
逆に床面に幕を敷かない場合は、コットなど別の寝具が必要になり、荷物が増えがちになります。

自分の場合は、床面に幕を敷いた上に毛布を置き、コンパクトなスリーピングマットだけで過ごすことが多かったです。

ミリタリーカラーで雰囲気が好みに合う

オリーブグリーンなどの落ち着いた色味は、自然の中でも浮きにくく、個人的に好みでした。
見た目や雰囲気を重視する人にとっては、この点は大きなメリットだと思います。

カラーは単色がいくつかと迷彩柄があり、どれもミリタリー寄りの雰囲気を持ったタープになっています。

荷物を大幅に減らせる(テントを持たない選択)

タープ泊最大のメリットは、やはり荷物を減らせることです。
テントというキャンプ道具の中でも一番大きな荷物が不要になり、タープ一枚+ポール一本(場合によってはポールなし)で済みます。

自分は林間キャンプ場に行くことが多く、高い木にガイロープを結んでポールなしで設営していました。
そのため、荷物はかなり少なく抑えられていました。

タープ泊で使って分かったDDタープの悪い点

DD Tarpタープのビークフライを真横から見た形

張り方を覚えるのが意外と大変

これは、実際に使ってみて一番強く感じた点です。

タープ泊は、張り方を覚えないとそもそも成立しません。
キャンプに行く前に、YouTubeやブログなどで事前に調べて練習しておく必要があります。

ただし、一度自分のお気に入りの張り方を見つけてしまえば、毎回それを再現するだけなので、そこまで大きな問題にはなりません。

インナーがないため快適性は低め

DDタープ単体では、インナーがありません。
そのため、虫・結露・冷えといった点では、テントより明らかに快適性は落ちます

このあたりは割り切りが必要で、自分の場合は、寒い時期の秋や春先限定でタープ泊をしていました。

下にも幕を張る前提だと選択肢がかなり少ない

自分は全面を閉じられるフルクローズ設営が好みなのですが、さらに床面にも幕を張りたいと考えると、実際に使える張り方はかなり限定されます。

そのため、総合的に見ると、タープ泊は暑い時期よりも寒い時期のほうが向いていると感じました。

晩秋や冬キャンプのように虫が少ない季節であれば、床面を含めた設営の制約も気にせず、張り方そのものを楽しむ余裕が出てきます。

実際に自分が使っていた張り方について

DD Tarpタープのビークフライの中

ビークフライを選んだ理由

自分がよく使っていたのは、フルクローズできて、なおかつ床面にタープを折り込める張り方の中で、比較的シンプルな方法です。

形としては直角三角形に近く、基本はポール1本で成立します。
ただし、林間キャンプ場などでは、木や高い位置にガイロープを取れればポールなしでも設営可能で、荷物をさらに減らせる点も魅力でした。

ビークフライで良かった点・不便だった点

ビークフライは、雨風に強く、設営手順もシンプルです。
ペグダウンしてポールを立てる流れは、自分が好きなワンポールテントに近い感覚があり、違和感なく使えました。

3m×3mのサイズでも、一番長い辺が3mあるため、前室はないものの荷物置き場としては十分です。
最低限の装備で完結できる点は、タープ泊らしい良さだと思います。

一方で、ポールを追加して屋根を延ばしたり、簡易的な雨除けを作ることはできますが、形がかなりシンプルな分、どうしても設営に飽きが来やすいと感じました。

張り方を工夫する余地はあるものの、結果的に「毎回同じ形」になりやすく、ここがタープ泊を続けなかった理由のひとつでもあります。

DDタープはどんな人に向いているか

ここまで実際に使ってきた体験を踏まえると、DDタープは人を選ぶ道具だと感じています。

DDタープが向いている人

  • 荷物をできるだけ減らしたい人
    テントを持たず、タープ一枚+ポール(またはポールなし)で完結させたい人には大きなメリットがあります。

  • タープ泊を一度しっかり試してみたい人
    耐久性が高く、フルクローズも可能なので、タープ泊の良い面・悪い面を体験しやすいです。

  • 張り方を考えること自体が楽しい人
    タイアウトが多く自由度が高いため、設営を「作業」ではなく遊びとして楽しめる人に向いています。

DDタープが合わないと感じた人

  • 設営をとにかく楽にしたい人
    張り方を覚える必要があり、毎回同じ快適性を求める人には手間に感じやすいです。

  • 虫・結露・冷えに敏感な人
    インナーがないため、テントと比べると快適性はどうしても劣ります。

  • テントの居住性や安心感を重視したい人
    「中でくつろぐ」「快適に寝る」ことを優先したい場合は、素直にテントを選んだほうが満足度は高いです。

DDタープは万能ではありませんが、ハマる人には深く刺さる道具です。
自分のキャンプスタイルと照らし合わせて選ぶことが、後悔しない一番のポイントだと思います。

最後に:今の自分にとってのDDタープ

DDタープは使わなくなったというより、使う場面がかなり限られる道具になりました。

初めて行くキャンプ場で、サイトの条件や木の配置が分からない場所では、張りやすさと安定感のあるテントを選ぶことが多いです。

一方で、慣れた林間キャンプ場や晩秋〜冬キャンプなど、条件がはっきりしている場面では、今でもDDタープを持って行くことがあります。

現在は、基本はワンポールテント、条件が合えばタープ泊という使い分けが、自分には一番しっくり来ています。

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