20代はバリバリ仕事してきたけれど、30代になって落ち着いてきた。
「何か趣味を始めてみようかな?」と考えている方におすすめしたいのが、ソロキャンプです。
ソロキャンプは一見ハードルが高そうですが、他の人と予定を合わせる必要が無い気楽さや、最低限の道具を揃えれば楽しむことが出来ます。
また、キャンプはソロで楽しいですし、カップルでも、家族でも、これから人生に変化があっても長く続けられる趣味です。
この記事では、そんな一生楽しめる趣味であるソロキャンプの魅力とメリットを紹介していきます。
キャンプが一生続けられる理由、長く続けられる趣味の条件
社会人の男性の趣味といえば、テニスやゴルフなどがよく聞きます。
私も20代前半のころ営業の仕事をしていたときは、付き合いでゴルフをしていました。
しかし、営業職を辞めた後はゴルフも辞めました。
ゴルフは楽しいんですが、長く続けるには問題が…。
それは仲間のスケジュールに左右されたり、彼女と一緒には出来ない、ということです。
ソロキャンプはひとりで気軽に楽しめる
ソロキャンプはとにかく気楽です!
他の誰かと予定を合わせる必要はないですし、予約不要のフリーサイトキャンプ場というのもあります。
その日が雨降ったら止めても良いし、当日行くかどうか決めればOKです。
逆に思い立ったらふらっと気軽に行くこともあります。
普段の生活とは違う、非日常感を味わいながら焚き火をします。
料理も簡単なもので良くて、焚き火で肉を焼くだけでもすごく美味しいご飯になります。
夜は真っ暗な中で、焚き火を見ながら酒をちびちびと。
この一人の静かな時間では、普段忙しく働いてすり減った心が癒やされます。
ちなみに私は最近、キャンプの焚き火で分厚いステーキ食べる贅沢、にハマっています。
YouTubeとかでよくキャンプで分厚いステーキを食べたりしていますが、なかなかスーパーとかでは手に入りません。
通販だと塊で変えるので、たまの贅沢に500gぐらいの分厚いステーキを買って焚き火で豪快に食べてます。
肉付きには、たまらない贅沢です!
キャンプは年齢を重ねても楽しめる
30代になると、これからも続けられるのかというのも重要ですよね。
友達は結婚して付き合いが少し変わったり、自分もこれから結婚したり子供が出来るかもしれません。
ですが、キャンプは誰かと一緒に楽しむことが出来る趣味です。
カップルでキャンプしても良いですし、子供が出来たら自然に触れさせるために、週末はファミリーキャンプというのも良いものです。
キャンプ場ではファミリーキャンプ向けに、場所によって色々な体験できる施設があります。
手作りピザ作り、マス釣り、陶芸体験など。
ファミリーキャンプは、ソロキャンプとは全くの別物です。
それでも焚き火をしたり、テントを張ったり、バーベキューしたりという部分は変わらないので、夫として父親として良いところを見せられるでしょう。
ランニングコストが安い
キャンプはランニングコストが安いのも大きな魅力です。
例えば、多くのキャンパーに人気で、私もよく行く「道志の森キャンプ場」では、場所代+薪代含めて2300円ほどです。
これは比較的安いキャンプ場ですが、大体数千円ぐらいいなります。
キャンプは長く続ける事を考えると、すごくサイフに優しい趣味です。
キャンプスキルはバーベキューなどにも役に立つ
私は30代ぐらいからバーベキューのお誘いが増えました。
なぜバーベキューをやる機会が増えたかと言うと、友達が奥さんや子供が参加できるのが都合がよいからです。
昔からの友達が集まるバーベキューでは、参加者は身内連れで参加。
私はだいたい数名とともに設置班として、自前のイスやタープなどを持って早めに行き準備します。
その代わり、後片付けは免除といった感じです。
20代で仕事一直線の頃は、友達家族と集まってバーベキューやるなんて想像できませんでしたが、やっぱり年を重ねると変化があるなと感じます。
婚活でもソロキャンプの趣味はウケる!
30代で独身の方は、これから婚活をする事もあるかもしれません。
ソロキャンプは婚活パーティーでも、女性ウケが良い趣味になります。
アウトドアは出来る男のイメージ
アウトドアをやっている男性は、さっとテントを建てて、火を起こしていくイメージがあります。
そういったテキパキと行動する姿に心を惹かれる女性は多く見られます。
いつの時代も女性にとって「頼れる男性は素敵」と感じます。
料理ができる
料理が出来る男性というのは、「家庭的」「家事に協力的な男性」に見えます。
実際に私はソロキャンプを始めてから、家でも料理をするようになりました。
それまではコンビニ弁当だったのが、完全に自炊するように。
それは、キャンプ(本番)で美味いご飯を作るために、家で練習してるというだけだったりしますが。
たしかにソロキャンプを始めたことで、料理への意識は変わりました。
家族でキャンプやバーベキューを楽しめる姿が想像できる
結婚して子供が出来て、家族みんなでアウトドアを楽しむ。
アウトドアに拒否感が無い女性にとっては、「キャンプ好きの男性というのは将来を想像しやすい」です。
婚活パーティーは結婚をするために参加しているとはいえ、期待と同じぐらい不安もあります。
そういった意味では、将来を想像できるというのは安心感につながります。
ソロキャンプのよくある質問
ここではソロキャンプを始めるときに疑問に思うであろう質問に答えていきます。
どれも私がソロキャンプを始める時に不安を感じていたことでもります。
Q&A:車を持って無くてもソロキャンプは出来る?
全く問題ありません!私はソロキャンプ始めた時は電車やバスでキャンプに行っていました。
もちろん車やバイクより行けるキャンプ場は少なくはなります。
ですが、電車やバスで行けるようなキャンプ場は、立地がよいため多くの人が行きます。
結果、人気のキャンプ場となり設備が整っていたりします。
また、電車+バスを組み合わせると「菖蒲ヶ浜キャンプ場」のようなロケーションのよい湖畔キャンプ場にも行けます。
「電車×バックパック」でソロキャンプをはじめたい方はこちら記事が参考になります!
Q&A:ソロキャンプを始めるための道具はいくらぐらい?
キャンプ道具は「性能×コンパクト」で値段が決まります。
あとは有名ブランドだと特別高いとかです。
そのため、はじめはそういった道具を避ければ問題ないです。
いきなり冬山キャンプ行に行くような、高性能でコンパクトな防寒寝袋を買う必要なんてありません。
以下の記事で3万5千円から揃えるキャンプ道具を紹介しています。
Q&A:テントが設営できるか不安
はじめてのキャンプで、うまくテント設営できるか不安ですよね。
私もすごく不安でした。
テント自体にも設営方法書いてますが、一番はYouTubeを見ることです。
今の時代、マイナーなテントでもだれかが動画で紹介しています。
テントを買う前に、買おうとしてるテントの動画を見て決める、でも良いかも知れません。
ソロキャンプのデメリット
ここまでソロキャンプの良いところを話してきましたが、デメリットもお話しておきます。
キャンプ道具で部屋を圧迫する
どうしても新しい趣味を始めると道具が増えます。
とくにキャンプ道具は、テントなど大きめな道具から、細かい道具も多いです。
その置き場に困るということはあります。
ただ、ソロキャンプの場合整理の仕方しだいでスッキリと片付けられます。
それは70〜100Lぐらいの収納ボックスを買ってまとめて入れるという事です。
これはキャンプやっている人は、結構やっている方法かと思います。
私の場合、ソロキャンプに持っていく道具が、大体50Lバックパックに入るくらいです。
なので、普段使わない道具を合わせると、80Lぐらいです。
引っ越し用のダンボール(大)が45〜50Lくらいなので、ダンボール2つ分でしょうか。
収納ボックスを買ったら、それに入り切らない道具は買わないという、ルールを決めるのがおすすめです。
虫はやっぱり嫌い
カブトムシならともかく、蚊やブヨとか刺してくる虫は嫌いです。
私はソロキャンプ始めてから色々なキャンプ場にいきました。
そこで感じたのは、虫は季節と標高次第です。
夏場でも標高が高いキャンプ場だと少ないですし、春・秋でも標高低いところは虫多かったりします。
キャンパーに人気の富士五湖のキャンプ場なんかは、標高900m前後です。
春や秋は虫いないですし、夏も比較的少ないです。
また、テントのインナーは蚊帳のようになっているので、テントに居る時に虫に悩まされる事はありません。
私はこのような対策の上、以下のようなアブやブヨ対策も用意しています。
彼女や奥さんのウケが悪い
奥さんであれば、お互いの将来を想像させてみるというのは一つあります。
子供のためというは、一定の効果はあるようです。
しかし、奥さんは我慢しているというのを忘れてはいけません。
そこから、爆発してキャンプ嫌いになった奥さんのリアルな声です。
- 持っていく服、買い物、食事の内容を考えるのが大変
- 暑い、日焼けがイヤ
- テントの設営、撤収作業がめんどくさい
- 子供が楽しんでいない
- 旦那がキャンプ道具を買いまくる
というように書いてますが、ほとんどは旦那さんへの愚痴でした。
そもそも準備や撤収はソロキャンプに慣れている方なら一人できますし、奥さんや子供を連れて日差しが強く暑い、夏キャンプは避けたほうがよいです。
また、上でも書きましたが、私は「キャンプで何をするかは自由」だと思っているので、お互いがやりたい事をやるということで良いのでは、と思います。
温泉が併設してたりと施設が整っているオートキャンプ場もあるので、だれと行くかでキャンプ場を選ぶのをおすすめします。
ソロキャンプに向けて最低限の道具を揃えよう!
ソロキャンプの道具を揃える方法と費用ですが、購入かレンタルから選ぶことができます。
私のおすすめは細かい商品はAmazonなどで安く購入し、テントや寝袋はレンタルするという方法です。
こちらの記事では、Amazonで安く買えるキャンプ道具をまとめてあります。
まずはこちらで金額をみつつ、レンタル用品と比べてみてはいかがでしょうか。
【キャンプデイズ】キャンプ用品を自宅やキャンプ場へ宅配レンタル
こちらはキャンプのレンタルをしている会社になります。
商品はきちんとしたアウトドアメーカーのものなので、質の信頼度は高いです。
最後に:ソロキャンプ一生の趣味に!
私がソロキャンプを初めて3年以上たちました。
まさかここまでハマるとは思っておらず、3年前からはソロキャンプの影響で仕事も住む場所も変わりました。
最近はSNSが普及して、ソロキャンプなど一人でやる趣味も雰囲気が変わってきました。
趣味は一人で楽しみつつも、SNSでソロキャンプ仲間と共有するというような。
そういう意味でもソロキャンプは楽しくずっと続けますし、結婚して子供が出来てもそれに合わせてキャンプを楽しんでいきたいですね!