キャンプではどんなテントが良い?テントの種類の違いについて

2017/07/05

(更新日:2017/07/09

キャンプではどんなテントが良い?テントの種類の違いについて

キャンプ道具で真っ先に思いっつくのがテントだと思います。

テントは大きいためキャンプでは視界の多くを占めます。
そのため、キャンプの満足度に大きく関わってくると思っています。

特にソロキャンプのように誰かと行くこと自体を楽しみとしているのではなく、キャンプ自体の楽しさが全てなので気に入った道具で楽しみたいものです。

私は初めて買ったテントがブルーシートのような色のため、キャンプで自分のテントを見ていると、もやもやした気持ちになっていました。
初めは安いテントからキャンプを初める場合でも、色は自分が満足出来るものにしたほうが良いと思います。

今回は色々あるテントの種類の違いについて説明していきます。

テントの設営方式

まずテントには自立式と非自立式があります。
その2つの違いについて説明していきます。

自立式

フレームがあるテントで風がなければペグなどしなくても大丈夫なテント。
もちろん、いつ天気が変わるかわからないので、きちんとペグと張り縄で固定する方が良いです。

ドーム型テントや、吊り下げ式のモンベルのムーンライト2型のようなテントも含みます。
販売されている数としては自立式テントが一番多いです。

吊り下げ式はペグや張り縄に頼らないので、テント設営になれてない初心者には自立式のほうが安心だと思います。

非自立式

ペグや張り縄が必要なテント。
ワンポールテントや最近流行っているトンネル型テントなどです。

非自立型のメリットとして、設置・撤収が楽というのがあります。
ただしペグや張り縄でしっかりと固定できる技術がないと、風で潰れたりするので初めてのテントにはおすすめ出来ません。

テントの形状

私はキャンプを初める前は、テントと言ったらよく見かけるドーム型で、一部に少し変わった形のモンベルのムーンライトみたいなのもあるんだな。
ぐらいの認識でした。

ただキャンプを続けていくうちに色々なテントの種類があることを知りました。
あんまりカッコよくないなと思っていたドーム型テントもMSRのドーム型テントカッコイイな!とか、いずれはワンポールテント使ってみたいなと思うように。

ドーム型テント

テントの中では一番オーソドックスなテントになるかと思います。
数本のポールで骨格をつくるテントで、誰でもしっかりと設営できます。

吊り下げ式は設置が早く出来るので、登山やバイクツーリングに向いています。
私も学生の頃バイクツーリングしていたときは、安い吊り下げ式テントを使っていましたが、ソロ用はポールの数も少なく簡単に設営できます。
吊り下げ式で有名なのはモンベルのムーンライト2型でしょうか。

ワンポールテント

マンガとかで見た三角形のテントが、まさか普通に存在しているとはキャンプをするまで知らなかったです。

真ん中に1本のポールを立てて設営します。
ポールだけでは自立できないので、ペグと張り縄でしっかりと固定する必要が有ります。
固定が甘いとキャンプ途中で崩れるので注意してください。

友人がワンポールテントを使っているので、中入らせてもらったところ、当たり前ですが外に広がるほど天井が低くなっていくので、居住性は低いなと思いました。

ポールが1つと部品も少ないのでドーム型よりもコンパクトに持ち運べます。設営に慣れてる人だと設置・撤収がほんとに早いです。

ポール2つですが、MSRかツインシスターズという良いテントもありますね。

トンネル型テント

トンネル型テントは張り縄をペグアウトしないと立たない非自立式テントになります。

最近人気が出だしているテントで、人気のある種類ははすぐ売り切れます。
ドッペルギャンガーがカマボコテントという名前で売っていた気がしたのですが、今見たら販売終了となっていました。

ただカマボコテント2というのがあるみたいなので、興味ある方は覗いてみて下さい。
KAMABOKO TENT2

家族や友達とワイワイするのに適したテントで、今までのテントにはないすごくワクワクしますね!

補足:ダブルウォールとシングルウォール

ダブルウォールとは、フライトシートとインナーテントから出来ている二重構造のテント。
インナーはメッシュのものが多く虫が入りにくい構造だったり、結露の防止など居住製に優れます。
ドーム型テントやトンネル型テントはこれになります。

シングルウォールとは、フライトシートがついておらず本体に防水性がついているテント。
一枚なので軽量で設営が楽ですが、虫が入りやすく結露でテントの中が濡れたりします。
ワンポールテントに多いです。(ワンポールテントでもインナーとダブルウォールのものもあります)

最後に

テントの種類を大まかにまとめてみました。

有名メーカーのテントは良いお値段しますが、同じような形で無名メーカーが作っている安いテントなども存在します。

そういったテントは当然作りが甘かったりで使っていくうちに穴が空いたりなどもあるのですが、初めのうちはそういった安いテントでも良いかと思っています。

1ヶ月に1回キャンプにいくとして、10回で壊れても一年弱はもつので、そもそもキャンプにハマるかどうかわからない段階であれば、そういう使い方でも悪くはないです。

キャンプを何度かいくと、自分の本当に欲しいテントが分かってきます。
そんな風に、新しく見えた時に道具に買い換えていくのも楽しいです。

もちろん本当に欲しいテントがあれば、それに越したことはありません!

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