キャンプでは、昼間は暖かくても夜になると一気に冷え込むことがあります。
特に春や秋のキャンプは気温差が大きく、寝袋だけでは「肩や首まわりが寒い」と感じることも少なくありません。
自分も何度か寒さで目を覚ましてしまったことがあり、そのときに助かったのがユニクロのウルトラライトダウンです。
軽量でコンパクトなのでバックパックに入れておきやすく、キャンプの夜に安心感を与えてくれるアイテムだと思います。
キャンプの夜は想像以上に冷えることがある
春・秋キャンプの昼夜の気温差
春や秋のキャンプは、昼間は半袖でも過ごせるくらい暖かいのに、夜になると一気に冷え込むことがあります。
特に山間部や湖畔では気温差が大きく、寝袋に入っていても体が冷えて眠れないことがありました。
寝袋だけでは肩や首が冷えることも
寝袋は足元のフットボックスにはダウンが多く配置されていますが、肩や首まわりは比較的薄めに作られています。
これは登山やキャンプでは上半身にフリースやジャケットを着たまま寝ることが多いためで、構造上仕方のない部分です。
そのため、春キャンプでも肩や首が冷えて眠れないことがあるのです。
顔まわりのドローコードを目一杯絞っても隙間から冷気が入り込み、寒さで目を覚ましてしまった経験もありました。
寝る時に役立つユニクロのウルトラライトダウン
コンパクトで持ち運びやすい
ウルトラライトダウンは小さく丸めて収納でき、ガスカートリッジやコンパクトシュラフと比べても驚くほど小さいサイズ感です。
バックパックの隙間に押し込めるので、「とりあえず入れておく」だけで安心できます。
シュラフの中で着てもごわつかない薄さ
ダウン量は少なく単体での保温力は高くありませんが、その分薄手で軽く、寝袋の中で着てもごわつきません。
シュラフに潜り込んだときに羽織るだけで、肩や首まわりの冷えを和らげてくれました。
実際に着て寝てみたときの体験談
春先に凍えて眠れなかった経験から、今では常にウルトラライトダウンをバックパックに忍ばせています。
そのまま着るだけでなく、二つ折りにして肩をカバーするように寝袋の中に配置したり、アウトドアチェアで足掛けとして使ったり。
ただ着るだけではなく、ダウンの入った布としてアレンジできるため、アウトドアでの体温調整にとてもおすすめです。
ウルトラライトダウンのメリットと注意点
寝袋の補助として便利な点
- とにかく軽量・コンパクトで荷物にならない
- 薄手なのでシュラフ内で着ても動きを妨げない
- 普段着やインナーとしても活用できる
キャンプの夜に「ちょっと寒い」と感じたとき、バックパックからすぐに取り出して羽織れる安心感があります。
ダウン量が少なく単体の防寒には向かない
一方で、ウルトラライトダウンはあくまで補助的なアイテムです。
真冬のキャンプでアウター代わりに着ても力不足で、本格的な防寒には向きません。
「寝袋の肩や首が冷えるときに追加で着る」――自分が使っていてもしっくりきたのは、この程度の役割でした。
季節に合わせた寝袋選びも大切
ユニクロのウルトラライトダウンは便利ですが、あくまで補助的な防寒アイテムです。
春や秋の冷え込みなら十分役立ちますが、真冬のキャンプでは力不足になることもあります。
本格的に寒さへ対応するには、やはり季節に合った寝袋を選ぶのが一番安心です。
自分も冬キャンプではダウンシュラフを使い分けています。
最後に:キャンプの夜はウルトラライトダウンがあると安心
ユニクロのウルトラライトダウンは、寝袋だけでは寒い夜に「もう一枚ほしい」と感じたときに助けてくれる存在です。
軽量でコンパクト、しかもシュラフの中で着ても邪魔にならないので、キャンプの準備品としてバックパックに忍ばせておくと安心できます。
夜の冷え込みは思った以上に体力を奪うもの。
だからこそ、快適に眠るための保険として持っていく価値があると感じています。