【愛用レビュー】バンドック ソロティピー1|初期型から今でも使い続けている軽量ソロテント

2020/08/06

2025/09/26

【愛用レビュー】バンドック ソロティピー1|初期型から今でも使い続けている軽量ソロテント

ソロキャンプ用テントで人気の「バンドック ソロティピー1」。
自分は初期型から使い始めて7年以上愛用しており、色違いも購入しましたが、今もメインに使っているテントです。

この記事では、なぜ数あるバンドックのソロ用テントの中からソロティピー1を選んでいるのか、実際に長年使ってわかったメリット・デメリットをレビューします。
また、ソロティピー1 TCやソロベースとの比較、コットを使ったさらに軽量なスタイルについても紹介します。

バンドック ソロティピー1を今でも愛用している理由

バンドック ソロティピー1とソロタープの組み合わせ

初期型から使い続けてきた実体験

自分が初めて買ったワンポールテントが、このバンドック ソロティピー1です。
白色の初期型から使い始め、その後に改良版のカーキ色も購入しましたが、今でもソロキャンプではソロティピー1を使い続けています。

設営の簡単さと軽さのおかげで、バイクツーリングや気軽なソロキャンプにずっと愛用しています。

他のソロ用テントと比べても軽量性が圧倒的

現在バンドックのソロ用テントは以下の4種類があります。

  • BUNDOK ソロティピー1 約2.2kg
  • BUNDOK ソロティピー1 TC(スカート付き/巻き上げ式) 約4.8kg
  • BUNDOK ソロベース パップテント 約4.4kg
  • BUNDOK ソロベース パップテント(スカート・サイドウォール付き) 約5.2kg

この中でソロティピー1が圧倒的に軽量
特に徒歩キャンプやバイクツーリングでは、この軽さが大きなメリットになります。

設営と撤収が簡単でソロキャンプに最適

ワンポールテントは「地面にシートを広げて四隅をペグダウン → 中心にポールを立てるだけ」。
慣れれば5分くらいで設営できるので、到着が遅くなった日や雨の日でも安心です。

風が強い日でも、まず一点にペグを挿して、あとは落ち着いて残りをペグダウンしていけばOK。
自立型テントのようにフレームを組む手間がなく、シンプルな構造なので撤収もスムーズ。

疲れて帰る日の朝でも短時間で片付けができます。

前室が広くて道具をまとめられる

ソロティピー1はW240×D240×H150cmというサイズで、インナーと前室がほぼ半分ずつ。
このためソロ用としては前室が非常に広く、荷物をすべてまとめて入れられるのが大きな魅力です。

自分は夜まで焚き火を楽しんだあと、必ずギアを前室に収納します。
盗難防止の意味もありますが、標高が高い場所では朝露で濡れるので、ギアのサビ防止にも役立つと実感しています。

バンドック ソロティピー1の特徴とレビュー

  • :カーキ / ベージュ / ブラウン(白は廃盤)
  • サイズ:W240×D240×H150cm
  • インナーサイズ:W220×D100×H135cm
  • 収納時サイズ:W42×D19×H19cm
  • 質量:2.2kg
  • 耐水圧:フライシート 3000mm / インナーフロア 5000mm
  • 材質:フライ ポリエステル / インナー ポリエステル / メッシュ部 ポリエステル / フレーム アルミ合金
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収納サイズと携帯性(仕様の変遷も含む)

BUNDOK ソロティピー1の収納時

収納サイズは W42×D19×H19cm
初期型はポールが3つ折りでややかさばりましたが、後期型から4つ折り仕様になりさらにコンパクトになりました。

バイクのリアに積載しても良いですし、自分は50Lのバックパックに入れて持ち運んでいます。
容量の半分近くを占めますが、荷物を調整すれば問題ありません。

むしろワンポール構造でパーツが少なく、シート面積も抑えられているため、2.2kgという軽さが携帯性に効いてきます。

設営は非常に楽

ワンポールテントの設営手順はシンプルです。

1. 地面にシートを広げて四隅をペグダウン
BUNDOK ソロティピー1を地面にシートを広げて四隅をペグダウン

2. 中心にポールを立てる
BUNDOK ソロティピー1の中に入ってポールを立てる

慣れれば5分程度で設営完了です。
4点ペグだけで自立しますが、ガイロープを張るとシートがピンと張って見た目も美しくなります。

高さは150cm。身長177cmの自分の肩ぐらいの位置で、ソロテントとしては快適な広さです。

インナーなしでコットと組み合わせたスタイル

BUNDOK ソロティピー1のインナーなしでコットと組み合わせたスタイル

インナーを外して、コットをフライシート下に直接置くスタイルもよく使います。
地面の凹凸を気にせず快適に眠れます。雨の日以外はこのスタイルが一番楽です。

ただしコットは携帯性に劣るため、バイクや車キャンプ限定ですが、ソロティピー1の幅広い使い方の一つです。

インナーあり/なしの使い分け

  • インナーあり(220×100×135cm):夏場や虫の多い時期に便利
  • インナーなし(フライシートのみ):秋冬や虫の少ない時期、荷物を減らしたいときに最適

この柔軟さで、秋キャンプなどは荷物を減らし、その分温かいシュラフを持ち込むなどの工夫ができます。
タープとの組み合わせも相性が良く、シーンに合わせた運用が可能です。

実際に使ってわかったデメリット

  • ペグを打たないと自立しない → 硬い地面や岩場では不利
  • 付属ペグは強度不足 → 鍛造ペグを別途用意した方が安心
  • ポールが中央にあるため、室内での移動に多少の制約あり

ただしこれらはワンポールテント全般の特徴であり、大きな欠点ではありません。

ソロティピー1とソロティピー1TCの違い(比較レビュー)

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生地・重量・収納サイズの比較

  • ソロティピー1 → ポリエステル100%、約2.2kg、収納サイズ W42×D19×H19cm、軽量で持ち運びやすい
  • ソロティピー1TC → コットン混紡(ポリ65%+コットン35%)、約4.8kg、収納サイズ W44×D24×H24cm、遮光・耐火性が高い

ソロティピー1TCが向いている人

  • 焚き火の火の粉を気にせず楽しみたい
  • 夏は涼しく、冬は暖かい快適性を重視したい
  • スカート付きで寒い時期の冷気を軽減したい
  • 重さより快適性を優先するスタイルの人

軽さ重視ならソロティピー1がおすすめ

自分がソロティピー1TCを選ばなかった一番の理由は重さです。

バンドックにはソロティピー1に合わせられる「ソロタープ」もあり、こちらが約2.2kg(遮光タイプは約2.6kg)。
つまり「ソロティピー1 + ソロタープ」と比較すると、TCは本体だけで約4.8kgあり、タープを含めても重量面で不利になります。

また遮光性についても、日中にテント内にこもることは少なく、寝起きに日差しで困った経験もほとんどありません。

結論として、徒歩キャンプやツーリングキャンプでは軽量で設営が楽なソロティピー1が圧倒的に有利。
一方で、焚き火を近くで楽しみたい人や、夏の遮光性・冬の防寒性を重視する人にはTCの方が向いています。

自分のスタイルに合わせて選べるのが、この2つの大きな違いです。

ソロベースとの比較(パップテントとの違い)

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サイズ感と設営スタイルの違い

ソロベースは軍幕スタイルのパップテントで、W360×D190×H110cmと横に長く高さが低いのが特徴です。
一方、ソロティピー1は高さ150cmあるため、圧迫感がなく荷物も置きやすいのが大きな違いです。

ソロベースは雰囲気や遮光性に優れ、ブッシュクラフト系のスタイルを好むソロキャンパーに特に人気があります。
ただし、付属ポールは1100mm×2本、1300mm×2本を使い、内部と開閉部に立てる必要があるため、ソロティピー1に比べると設営の手間がかかります

ソロベースが合う人/ソロティピー1が合う人

  • ソロベース → 無骨な軍幕スタイルを楽しみたい人
  • ソロティピー1 → 軽量で設営を簡単に済ませたい人

ソロベースはカッコいいが重さと設営の手間は大きい

ソロベースはスタイルのかっこよさが魅力ですが、重量は約4.4kg、スカート付きのモデルでは約5.2kgと重めです。
一方で、素材はソロティピー1TCと同じコットン混紡生地(ポリ65%+コットン35%)で、遮光性に優れ、開閉部を張り出せば日除けスペースとしても活用できます。

自分は「設営をできるだけ簡単にしたい」という考えからソロティピー1を選びましたが、スタイルを重視するならソロベースも非常に魅力的なテントだと思います。

ソロティピー1と合わせて使いたいおすすめギア

鍛造ペグ

付属のアルミペグは柔らかく、固い地面では曲がってしまうことがあります。
そのため、鍛造ペグを最低4本、できれば8本以上用意しておくと安心です。

テントの場合はタープほど長さは不要で、20cm前後の鍛造ペグが扱いやすくおすすめです。

エリッゼステーク
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ペグハンマー

自分はバンドックのショートハンマーを使っています。
短いのでバイクや徒歩キャンプでも持ち運びしやすく、このサイズでも実際のペグ打ちで困ったことはありません。

タープと合わせて統一感を出す

同じバンドックのミニヘキサタープを組み合わせるとカラーが揃い、サイト全体に統一感が出ます
特に夏場は遮光タイプを選ぶと、強い日差しをしっかり遮って快適に過ごせます。

ソロキャンプでタープを導入してみたら、快適さがぐっと広がった話

最後に:長年愛用してわかったソロティピー1の魅力

設営の簡単さと軽量性で今も一番使っているテント

  • ワンポール構造で設営が簡単
  • 前室が広く荷物の置き場に困らない
  • 軽量なので徒歩・ツーリングキャンプに最適
  • インナーあり・なしで幅広く使える

コスパも良くソロキャンプ初心者にもおすすめ

価格は手頃ながら実用性も高く、「まず一つ目のソロ用テントが欲しい」という人にも、長く使えるテントとしておすすめです。

自分は白の初期型から使い始めて、改良版のカーキを今でも愛用しています。
シートやパーツに不具合もなく、国内ブランドなのでサポートも安心できる点も魅力です。

今回紹介したテント

BUNDOK(バンドック)
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