ソロキャンプを始めたいけど、最低限どんな道具をそろえればいいのか、できるだけ安く揃えたいと悩んでいませんか?
自分も最初はAmazonで安い道具をそろえてキャンプを始めました。
最初に壊れたのは1,000円くらいのミニバーナーで、2年ほどで火花が出なくなりました。
でも、それ以外の道具はなんだかんだ今でも使えていて、「安くても意外と数年は問題なく使えるんだな」と実感しました。
ソロキャンプ歴はもう10年。
30歳で東京にいた頃に始めて、今は40歳になり福岡に移住しています。
環境が変わっても、続けてきたからこそわかった「安くても十分楽しめる道具」を紹介します。
バイク・徒歩・車といろんなスタイルを試してきましたが、やっぱり「まずは安めの道具で気軽に始めてみる」のが一番だと思っています。
失敗してもそれも含めて楽しいし、続けるうちに本当に欲しい道具が見えてきます。
- 初期費用をできるだけ抑えたい人
- 初めてのソロキャンプで失敗したくない人
- 安くても長く使えるおすすめ道具を知りたい人
そんな方に向けて、合計金額や総重量も明記したチェックリストを用意しました。
この記事を読めば、今すぐそろえてキャンプに行ける一式がわかります。
目次
これだけでOK!ソロキャンプの最低限道具一式【結論チェックリスト】
初めてのソロキャンプで必要な道具を「これだけあれば行ける」という最低限に絞りました。
すべてAmazonで安く買えるものの中から選んでいます。
カテゴリ | 選んだギア | ポイント |
---|---|---|
テント | BUNDOK ソロティピー1 + 鍛造ペグ + ペグハンマー | 設営が簡単・前室広めで荷物や焚き火道具を収納可 |
スリーピングマット | キャプテンスタッグ EVAフォームマット | 安い・断熱性高い・広げるだけで使える |
寝袋 | 夏:封筒型/春秋:イスカ チロルX | 夏は安い封筒型・春秋はリミット温度6℃前後のダウン必須 |
椅子 | 軽量チェア | 軽量・安い・焚き火作業などが楽になる |
ミニテーブル | キャプテンスタッグ アルミロールテーブル | 安い・調理しやすい・荷物置き場に便利 |
焚き火台 | キャンピングムーン ソログリル | 軽量・薄型収納・薪をそのまま置ける |
クッカー | ソロクッカー/ブッシュクラフト たき火フライパン + ウォーターバッグ | 焚き火かガス調理で使いわける |
OD缶&バーナー | PRIMUS IP-110+小型バーナー | 軽量・収納コンパクト・焚き火できない日も調理可 |
グランドシート | Geer Top グランドシート | 防水・底面保護・サイズ合わせやすい |
ランタン | ジェントス LEDランタン | 電池式・400lm前後で十分・信頼性高い |
ナイフ | モーラナイフ/オピネルNo.9 | 薪割りならモーラ・調理用ならオピネル |
カトラリー | キャプテンスタッグ カトラリーセット | スプーン・フォーク・ナイフが揃って肉料理も快適 |
火熾し道具 | ライター+着火剤 | まずはこれだけで焚き火ができる |
虫除けグッズ | パワー森林香+ムヒ | 夏キャンプの最低限・安心の虫対策 |
ポイント
- この一式を揃えれば、初めてのソロキャンプでも問題なく一泊可能です。
- 季節別に変えるのはシュラフだけ、他はオールシーズン使えます。
キャンプ道具①:テント|前室付きテントがおすすめ
ソロキャンプのテント選びで一番重要なのは前室の有無です。
前室がないと荷物を置く場所がなく、夜間は雨や露で濡れたり、盗難リスクもあります。
前室付きテントなら、椅子・焚き火台・クッカーなどを就寝前にまとめてしまえるので、雨対策にも防犯にも安心。
ソロキャンプでは「寝る+荷物を守る」の両方を考えてテントを選びましょう。
BUNDOK ソロティピー1は自分が今も愛用しているワンポールテント。
設営はペグを四隅に打ち、ポールを1本立てるだけで完了。収納もコンパクトで、価格も約1万円と手頃です。
- 設営時間:約10〜15分(慣れるとさらに短縮)
- 前室が広く、荷物・靴・焚き火道具を雨から守れる
- ポール1本+ペグのみで設営できるシンプル構造
- 収納時:約2.2kgと軽量、ツーリングや徒歩キャンプにも向く
鍛造ペグとハンマーは必ずそろえたい
付属のアルミやスチールのペグは弱く、硬い地面に打つとすぐに曲がってしまいます。
そのため、鍛造ペグとハンマーは最初から用意しておくのがおすすめです。
ソロティピー1なら、四隅のペグ4本で最低限自立します。
付属のガイロープを張らなくても飛ばされることは少ないですが、安心のために8本ほど持っておくと便利です。
(もしくはテント4つだけ鍛造ペグ、ガイロープは付属のアルミペグとかでも良いです。)
自分はキャンプを始めてからずっとテントにはエリッゼ鍛造ペグを使っています。
テント用であれば長さは18〜20cmで十分です。
ハンマーについては、ホームセンターの金槌でも代用できます。
専用のペグハンマーはペグ抜きが付いていますが、無くても問題なく、抜くときは別のペグを穴に差し込めば抜けます。
持ち運びを考えると、短めで軽量なハンマーが扱いやすくおすすめです。
自分はバンドックのペグハンマーを使っています。
キャンプ道具②:スリーピングマット|安くて断熱性が高い定番
キャプテンスタッグ EVAフォームマットは、折りたたみ式の発泡ポリエチレンマットでソロキャンパー定番アイテム。
価格は約2,000円と手頃ながら、断熱性が高く地面からの冷気をしっかり遮断してくれます。
- 軽量で丈夫、広げるだけですぐ使える
- 断熱性能が高いので春〜秋キャンプなら十分
- 安価なので破れや汚れも気にせず使える
注意点はサイズが大きいこと。
そのためバックパックなら横か下に括り付ける必要があります。
またクッション性はエアーマットに比べると硬めです。
よりコンパクトで寝心地が良いマットなら、空気を入れるタイプがおすすめです
キャンプ道具③:寝袋(シュラフ)|季節別に最低限を選ぶ
夏用寝袋(6〜9月)|封筒型で安いものでOK
初心者にはまず6〜9月の夏キャンプがおすすめです。
夏なら安い封筒型寝袋でも十分。Naturehikeなどのコンパクトな封筒型なら気温15℃前後でも着込めば眠れます。
- 価格は3,000円前後と安価
- 収納サイズが小さく持ち運びやすい
- 洗濯も簡単で手入れしやすい
⚠️ 注意点:
「3シーズン対応」と書かれていても春秋は寒すぎます。
ペラペラな封筒型では、あくまで最低気温15℃以上の日限定と考えましょう。
春秋用寝袋|リミット温度6℃前後のダウン必須
春・秋のキャンプは、場所によっては氷点下近くまで冷え込むことがあります。
春秋キャンプでは寝袋をケチると本当に危険です。
- 最低使用温度(リミット温度)を必ずチェック
- バックパックキャンプならダウン一択
- 車で行くなら分厚い毛布やインナーを追加しても良い
自分が使っているのはイスカ ダウンプラス チロルX(最低使用温度6℃)。
コンパクトで軽量なのに保温力が高く、春秋キャンプの安心感が段違いです。
キャンプ道具④:折りたたみ椅子|ゆっくり過ごすならおすすめ
ソロキャンプを快適に過ごすなら、折りたたみ椅子は必須です。
レジャーシートだけでも座れますが、長時間だと腰が痛くなったり焚き火作業がつらくなります。
Amazonで3,000円ほどの軽量折りたたみチェアで十分。
自分も最初は約4,000円のものを使って3年で買い替えるまで壊れずに使えていました。
- 軽量で収納サイズが小さい
- 設営が簡単で持ち運びやすい
- 焚き火や調理の作業が楽になる
耐荷重に注意
性能欄の「耐荷重120kg」などは理論値です。
座り方によってはフレームが曲がることもあるので、体重90kg以上ならヘリノックスなど剛性の高い椅子を選ぶと安心です。
またはグランドチェア(座面の低いタイプ)や、毛布を敷いて「地べたスタイル」も選択肢です。
もっと耐久性の高い椅子が欲しい人へ
耐荷重やフレームの強度を重視するなら、自分も今愛用しているヘリノックス グランドチェアがおすすめ。
値段は高いですが、耐久性・座り心地ともに折りたたみ椅子の中ではトップクラスです。
キャンプ道具⑤:ミニテーブル|調理や荷物置きに便利
ソロキャンプでは、調理器具や食材、スマホやランタンを置く場所としてミニテーブルがあると便利です。
直接地面に置くと汚れやすく、調理もしにくいので、1つは持っておきたい道具です。
- 調理がしやすくなる
- 荷物が整理できて快適
- 地面の砂や泥を避けられる
最初の1台としておすすめなのが、キャプテンスタッグ アルミロールテーブル。
約2,000円と安価で、設営も簡単。
収納サイズはやや長め(約40cm)ですが、価格重視なら十分です。
さらにコンパクトにしたい人へ
収納サイズが短いミニテーブルは、バックパックキャンプや積載がシビアなときに便利です。
スノーピーク オゼンライト:組み上げがしっかりして安定性抜群、ソロキャンプの定番
SOTO フィールドホッパー:パッと開くだけで展開可能、超スピード設営。ただし複雑な構造上、長く使っていくと壊れる可能性もあり
キャンプ道具⑥:焚き火台|コンパクトで軽量なモデルを選ぶ
ソロキャンプで焚き火を楽しむなら、軽量でコンパクトに収納できる焚き火台がおすすめです。
直火禁止のキャンプ場が多いので、焚き火台は必須アイテムです。
最も有名なのがピコグリル398。
パーツが少なく、収納サイズも薄型でバックパックに入ります。
同じ形状の焚き火台は各社から出ており、コスパ重視ならキャンピングムーン製も選択肢。
- 軽量で持ち運びやすい
- 大きめの薪もそのまま置ける
- 組み立てが簡単(数十秒で完了)
耐久性に注意
火床のステンレス板は軽量化のため薄く、長期間ハードに使うとヒビが入ることがあります。
本家のピコグリル398でも3年ぐらいでヒビが入ってきたみたいなSNSを見かけるため、1〜2年使えれば良いと割り切り、消耗品感覚で使うとストレスが減ります。
キャンプ道具⑦:ソロクッカー|焚き火とガスで使い分け
クッカーはキャンプで調理するための道具です。
焚き火メインならフライパンだけでも十分ですが、風が強い日やご飯を炊きたいときはガス+クッカーが便利です。
焚き火派ならこれ
Bush Craft たき火フライパンは柄が付いておらず、現地で枝や薪を削って差し込んで使うスタイル。
収納サイズが小さく、荷物を減らしたいソロキャンパーに最適です。
- 持ち運びサイズがコンパクト
- 枝をハンドルにして使うアウトドア感が楽しい
- 焚き火で肉や野菜を焼くのに最適
ガス調理もしたいならこれ
PRIMUS イージークック ソロセットは、ご飯を炊いたりインスタント麺を作ったりできる定番クッカー。
約2,000円と安価で、ガスバーナーとの相性も抜群です。
- ソロ用サイズで無駄がない
- スタッキングしやすく収納もコンパクト
もっと詳しく知りたい方はこちら|ソロクッカーの最終形はメスティン+焚き火フライパン
調理ではウォーターキャリーもあると便利
ソロキャンプでは飲料水をペットボトルで持ち込む人も多いですが、自分はウォーターキャリーを使っています。
少し多めの水をまとめて運べるため、調理用にはウォーターキャリーがあると便利です。
EVERNEW(エバニュー) ウォーターキャリー 1.5Lは軽量で折りたためるため、バックパックでもかさばりません。
キャンプ道具⑧:OD缶&バーナー|ソロクッカーと合わせて使うなら
ソロクッカーを使うなら、OD缶(アウトドア用ガス缶)+小型バーナーのセットが便利です。
焚き火ができないキャンプ場や風が強い日でも安定して調理ができます。
OD缶の定番
PRIMUS GAS CARTRIDGE IP-110は、ソロキャンプにちょうどいいサイズのガス缶。
価格は1缶500円前後で、数回のキャンプなら余裕です。
バーナーの選択肢
激安バーナー(1,000円前後)
軽量でソロクッカーの中に収納可能。
激安バーナーはコスパは良いですが、耐久性は低め。
自分の場合は1年ほどで火打ち石が壊れ、ライター点火に切り替え、さらに2年目で五徳が開かなくなり使えなくなりました。
PRIMUS P-153 ウルトラバーナー
価格は高め(約6,000円)ですが、火力が安定し耐久性も抜群。
長く使うならこちらの方が結果的にコスパが良いです。
キャンプ道具⑨:グランドシート|レジャーシートでも代用OK
グランドシートはテントの下に敷くシートで、次の理由で必須アイテムです。
- 防水・防湿対策:雨や朝露で地面が濡れても、テント底面が直接水に触れにくい
- テント底面の保護:石や枝で生地が擦れて穴が開くのを防ぐ
- 断熱効果:地面からの冷気や熱を遮り、寝心地を快適にする
- 掃除が楽:グランドシートだけ外して泥や砂を落とせばOK
選び方のポイント
- テントのインナーサイズに合わせる(ソロ用なら 220×100cm 前後が目安)
- はみ出した部分は折り込むと見た目もスッキリ
- ホームセンターのレジャーシートでも十分使えます
実際に使っているグランドシート
自分が使っているのはGeer Top グランドシート(220×150cm)。
バンドック ソロティピー1(240×240cm)のインナー+前室は半分くらいカバーできるサイズ感でとても使いやすいです。
ただし、前室含めピッタリとカバーしたいのであれば、もっと大きいサイズを買うのがおすすめです。
キャンプ道具⑩:ランタン|まずは電池式LEDランタンでOK
キャンプ初心者は、電池式のLEDランタンがおすすめです。
バッテリー内蔵式は安物だと1年ほどでバッテリーが劣化し、充電できなくなることがあります。
自分はそれがあってからはずっと単3電池式のLEDランタン+エネループを使用しています。
キャンプ前に充電し、予備電池もバックパックに入れておくことで電池切れの不安がなくなりました。
おすすめはジェントス製
アウトドア用LEDランタンの定番メーカーはジェントス。
自分も10年以上ジェントス製を愛用していますが、故障もなく今も現役です。
- 明るさ:400ルーメン以上あれば十分
- 電池式で長期保管時も安心
- 価格が手頃で入手しやすい
選ぶときのポイント
- 明るさと電池持ちのバランス:明るすぎると電池消耗が早くなる
- 操作性を事前に確認:1ボタン切替タイプは慣れておくと安心
- サイズ・重量:持ち運びしやすいものを選ぶと◎
LEDランタンを使うのは夕方〜寝るまでテントの中で過ごす時間と、夜のトイレなど。
キャンプではそこまで明るさは必要ないため、400ルーメン前後で軽量なモデルがベストです。
LEDから始めて、慣れたらオイルランタンへ
自分も最初はLEDランタンしか使っていませんでした。
オイルランタンは燃料の扱いや火加減が少し難しいので、初心者のうちはLEDだけで十分です。
ただ、キャンプに慣れてきてオイルランタンを導入すると一気に雰囲気が変わります。
炎のゆらぎはLEDでは出せない暖かさがあり、焚き火と並んで最高の癒し空間を作ってくれるので気分もぐっと上がります。
とはいえ、どれだけオイルランタンが良くても、寝る直前や夜中のトイレ移動にはLEDランタンが必須。
安全面・実用面を考えるとLEDは絶対に持っておいて損はありません。
「基本はLED、慣れたらオイルランタンで雰囲気を楽しむ」というのが、自分のおすすめスタイルです。
キャンプ道具⑪:ナイフ|バトニングしないなら折りたたみで十分
キャンプで使うナイフは大きく分けて「料理用」と「バトニング用(薪割り)」の2種類。
最低でも1本あればキャンプはできますが、用途によって選び方が変わります。
バトニングするならシースナイフ
薪割りや薪削りをするなら、モーラナイフ(コンパニオン)が定番。
本格的にバトニングするなら刃の形状的にガーバーグの方が薪割りしやすいのですが、とても高いのです。
とりあえずモーラナイフ(コンパニオン)でも問題はありません。
自分もソロキャンプでこのナイフを買って、それ以降もずっとこれで薪割りしています。
- 日本の薪は柔らかいのでコンパニオンでも割れる
- 料理・工作・焚き付け作りまで幅広く使える
- コスパ抜群(2,000〜3,000円台)
調理用に折りたたみナイフ
料理用や食事用だけなら、オピネルナイフのNo.8〜9あたりがちょうど良いです。
折りたたみ式なのでコンパクトで持ち運びやすいのも魅力。
自分もNo.9を調理と食事用に愛用しています。
- サイズ展開が豊富(No.8/No.9が使いやすい)
- 調理やカット専用ならこれで十分
- ロック機構は事前に回し方を覚えておくと安全
キャンプ道具⑫:カトラリー|スプーン&フォークのセットが便利
最初は先割れスプーン1本で十分だと思っていました。
ラーメンや簡単な料理ならこれ1本で「すくう・刺す・切る」までこなせるからです。
しかし、実際にソロキャンプを続けると焚き火でステーキや肉料理を食べる機会が増え、先割れスプーンだけでは不便に感じました。
とくに肉に深く刺さらないのが微妙で、スノーピークのフォーク&スプーンセットに買い替えました。
結論:安いセットでOK
これから始める人であれば、キャプテンスタッグのカトラリーセットとかでも良いと思います。
値段はスノーピークの約3分の1ですが、機能的には十分です。
キャンプ道具⑬:火熾し道具|ライターと着火剤があれば安心
ソロキャンプで焚き火は大きな楽しみですが、最初はシンプルに火をつけられる道具を用意することが大切です。
動画のようにフェザースティックを作ってファイヤースターターで着火…は意外と難しく、初心者が現地でいきなり成功するのは大変です。
最低限これだけでOK
- ライター:100均やコンビニで買える普通のライターで十分
- 着火剤:自分は100均の着火剤を、庭でのBBQに使っていますが100均のものでも問題ありません。
- 耐熱グローブ:火を扱うので1つあると安心
あると便利な火熾し道具
慣れてきたら、焚き火をもっと楽しむためのアイテムを追加すると便利です。
- ファイヤースターター(山麓工房):直火で火花を飛ばして着火できる。練習用にもおすすめ
- 火吹き棒(山麓工房):火が弱くなったときに効率よく空気を送れる
- 火ばさみ(DOD フツーノトングLITE):軽量で薪や炭を安全に動かせる
キャンプ道具⑭:虫除け&予防グッズ|夏キャンプでは欠かせない
夏のソロキャンプで快適に過ごすためには、虫対策は必須装備です。
特にアブやブヨは刺されると腫れて数日辛くなるので、最低限の備えはしておきましょう。
最低限そろえたいもの
自分は10年間ソロキャンプをしていますが、パワー森林香+焚き火の煙だけで虫に刺されたことは一度もありません。
(もっとも、標高の高いキャンプ場ばかり選んでいたことが大きいと思います)
そのため、最低限はこの2つで十分です。
- 虫除け線香(パワー森林香):煙で虫を寄せ付けない定番アイテム
- 市販のかゆみ止め(ムヒなど):刺された後の応急処置に必須
追加対策が必要な場合
ただし、標高が低いキャンプ場や夏前後の蚊が多い時期は、線香だけでは不十分です。
その場合は、パーフェクトポーションなどの天然成分スプレーや、ポイズンリムーバーなども併用した方が快適に過ごせます。
最後に:ソロキャンプの最低限装備はこれで十分
以上、ソロキャンプ歴10年の自分が選んだ、これだけでOK!安く揃える最低限道具一式を紹介しました。
テント・マット・シュラフ・ランタンといった基本装備さえあれば、まずは問題なくソロキャンプが楽しめます。
最初はコンビニでご飯を買ってキャンプに行ってもいいですし、バイクツーリングのついでに「焚き火して寝るだけのキャンプ」を楽しむのもアリです。
椅子やテーブルなどの快適装備は、実際にキャンプをしてから必要に応じて買い足せばOK。
個人的には、焚き火はキャンプの醍醐味で、夕方から焚き火をいじっているだけで、不思議と時間が過ぎていきます。
少なくとも夜に凍える寒さでなければ、キャンプ場は安全な環境です。
あまり構えすぎずに気軽に試してみると、きっと自分なりの楽しみ方が見つかるはずです。
ちなみに道具がそろったら、どうやって運ぶかも大事なポイントです。
徒歩やバイクでバックパックを使うなら
バックパック容量は50Lがちょうどよかった理由
車やバイクでダッフルバッグにまとめて積載するなら
エストレヤで選んだ積載バッグの話
どのスタイルでも、自分に合った運び方を選ぶとキャンプがもっと快適になります。