ソロキャンプを初めるために最低限そろえたい道具を比較的安い価格帯のものから紹介していきます。
私も最初は安い道具からキャンプを初めました。
同じように、「最初から高い道具には手が出せない」という方向けの記事となります。
安いキャンプ道具のメリット
基本的には「安い道具= 低品質」となりますが、メリットはあります。
そもそもキャンプを続けていくうちに、機能性などに不満が出てきて道具を買い換える事も多いためです。
私も最初に買ったテントは、キャンプを続けていくうちに「前室欲しい」「この色はあまり好きじゃない」など不満が出てきて買い替えました。
このあたり実際にキャンプをしてみないと分からないことなので、最初は安い道具からソロキャンプを初めるのは
安いキャンプ道具のデメリット
Amazonの安いものはほぼ中国製のよくわからないメーカーのものなので、もちろんデメリットもあります。
- 品質が安定安定しない
- 壊れやすい
- 詐欺の商品出品もある
品質が低いのは安いなりの商品ということです。
最近詐欺商品の出品などがありますが、この手の詐欺はマーケットプライス商品が多いので、基本的にPrimeマークの商品以外を買わないようにすればOKです。
Primeマークが付いているのものはAmazonの一定の基準を満たしたショップで、Amazon倉庫から発送されるのでため問題がある可能性はほぼありません。
仮に10回使って壊れる道具でも一年ぐらいは使える
ソロキャンプを初めて、いきなり年20回とかキャンプに行くことは少ないと思います。
シーズン前後の5月ぐらいから10月ごろまでキャンプするとしても年10回いけば良い方でしょうか。
仮に安いテントが10回で壊れたとしても1年使えると考えると、初期費用を安く済ませるために安い道具を選ぶのも悪くないです。
ちなみに私がキャンプ始めるときに購入した『安い道具の数々』は今も現役です。
もうだめかなっていうのは、Amazonで数百円で買ったミニガスバーナーです。
開閉式の五徳部分が固くなりすぎなのと、着火のため火打ち石が壊れました。
でもライターなどで火を付ければ使えるので、まだ使っています!
キャンプ道具①「テント」
ソロキャンプでテントを選ぶ時に気にしたい事を書いていきます。
一人用テントは小さい
テントには製品仕様として人数表記があると思います。1人用、2〜3人用など。
一人用のテントで横になるとテントの端っこに肩がぶつかるぐらいの狭さのため、バックパックなど荷物の置き場にも困るくらいです。
バイクツーリングや登山のテント泊など、メインが別イベントであればよいのですが、キャンプメインではもう少し余裕が欲しいです。
しかしテントが大きくなるとその分収納サイズも大きくなりますので、キャンプに持っていける量と相談になります。
持運びに問題ないのであればソロキャンプで使うのは2人用がおすすめです。
見た目も重要
ソロキャンプは雰囲気が満足度に直結する部分があるので、キャンプ場で視覚的に大部分を占めるテントがかっこいいかどうかは凄く重要!
最近の流行りだと、赤・黄などの暖色系や白など明るい色が流行ってますね。
ソロキャンプ1万円前後のテント
バンドック 1人用ワンポールテント
今使っているソロキャンプテントです。
1人用ですがワンポールテントのため早く設営できてとても楽です。
前室が広いので荷物を起きやすいのも良いですね。
GEERTOP テント 2人用
ソロキャンプを始めてからずっとGeerTopのテントを愛用していました。
形は一つ古いですが一年使った感想記事になります。
NatureHike1人用ワンタッチテント
Weanas テント 2-3人用
HUI LINGYANG アウトドア ワンタッチテント 2人用 ツーリングテント
キャンプ道具②「シュラフマット」
シュラフの下に敷くマットなります。
マットには種類にはいくつかありまして、ものによって収納サイズが全然違います。
バックパック一つでソロキャンプをするのであれば、一番コンパクトなエアーマットがおすすめです。
マットの種類
ウレタンマット
安くて断熱効果も高い。けど大きくて持運びしにくいマット。
軽いウレタン素材で出来ていて広げるだけで使えます。
遮熱性・断冷性が優れているので特に冬キャンプにおすすめです。
エアーマット
一番コンパクトに持ち運べるけど、値段はそれなり。
空気を入れて使うので収納サイズが小さく、ソロキャンプをバックパック一つでという場合にはおすすめのマットです。
値段はウレタンマットよりも高いですが、石がゴツゴツした河原でも寝られるくらい寝心地は良いです。
空気入れる時は口で吹き込めば十分なので、空気入れなどは不要です。
インフレータブルマット
エアーマットより収納サイズは大きいけど、寝心地は良い。
半自動的に空気が入るマットで、収納サイズはエアーマットより大きいですが膨らんだときはエアーマットより厚みがあります。
収納サイズが多少大きいため、積載量に余裕のあるキャンプで使いたいです。
ソロキャンプにおすすめテントマット
バックパック一つでソロキャンプ行くスタイルであれば、コンパクトなエアーマット。
車とか持ち運べる量が多い場合はウレタンマットかなと思います。
私はモンベルの120cmのマットを頭から太ももぐらいまでで使っています。
冬でなければ全身に敷かず短いものでも問題ありません。
GDREAMT エアーマット
Hikenture エアーマット
キャプテンスタッグ キャンプマット
車などで積載量に余裕がある場合は、安いしウレタンマットでOK。
その他のマットを見る
私の使ってるモンベルアルパインマットのレビューはこちら。
その他のマットのまとめはこちら。
マットを使わずにコットを使う手もある
私は最近テントでインナーを使わずにキャンプをすることがありコットを使っています。
コットはベットに近いもので、コットの上にシュラフで寝ています。
腰痛持ちでマット敷いても腰が痛いなどの場合もおすすめです!
キャンプ道具③「シュラフ」
夏キャンプ以外であれば、お金をかけて保温性能が高いシュラフを買いましょう。
春・秋でも夜は思っている以上に気温が下がるため、凍えながら一晩過ごすことになります。
収納サイズも重要で、コンパクトなものであればダウンシュラフ、収納サイズを気にしないなら化繊シュラフです。
夏以外にキャンプをする場合は注意
夏以外だとシュラフの重要度は大きいです。
6月くらいでも天候によって夜肌寒くなります。
私はキャンプ始めたてで4月の終わり頃キャンプにいって、凍えたことがあります。
春だからと油断して夏用シュラフを持っていき、天候は悪くなかったですが夜寒さに震えながら朝まで過ごしました。
シュラフを購入する時は『リミット温度(最低使用気温)』に注意
シュラフを購入ときに一番気にしたいのは『リミット温度(最低使用気温)』で、季節ごとの目安です。
快適に眠れるのはリミット温度の+5度くらいと考えるのが良いです。
- 春・秋:-2〜5度
- 夏:10度〜
- 冬:-15〜-10度(場所によりけり)
マミー型と封筒型の違い
- マミー型:肩まですっぽりで暖かい
- 封筒型:出入りしやすいけど寒いので基本夏用
ソロキャンプの夏シュラフ
夏で気温の低い標高高い山などでなければわりと何でも良いです。
下の様は安くてコンパクトな封筒型で十分です!
軽量 封筒型 シュラフ
ソロキャンプの春秋シュラフ
基本はダウンシュラフで、収納サイズを気にしない場合は、安い化繊のシュラフがおすすめです。
イスカ ダウンプラス チロル X(最低使用温度 6℃)
こちらの記事でイスカチロルXのレビューしています。
イスカ ダウンプラス タトパニ X(最低使用温度 2℃)
イスカ 化繊寝袋 パトロール600 ロイヤル(最低使用温度 2℃)
キャンプ道具④「折りたたみ椅子」
折りたたみ椅子は必要物に入れるか迷うところで、
レジャーシートを広げて座ったりでも問題ありません。
だたキャンプでゆっくり過ごすには、やっぱり椅子があると良いです。
高いものもありますが、Amazonで2000〜3000円くらいのもので十分です。
iHOVEN アウトドアチェア
PONCOTAN アウトドアチェア
キャンプ道具⑤「ミニテーブル」
キャンプサイトは平らな地面ばかりではなく、
石がゴロゴロしてたりするので、ミニテーブルは必要です。
個人的には開く時に一手間ありますが、
持ち上げたり移動したりしやすいスノーピークのテーブルがおすすめです。
すぐにパッと使いたい人はSOTOフィールドホッパーが良いです。
ミニテーブル選びで注意したいポイント
キャンプを続ける中で感じた、ミニテーブル選びで注意したいポイントはこちら。
ソロキャンプおすすめミニテーブル
SOTO(ソト) ポップアップソロテーブル フィールドホッパー
広げるだけで使えるので、ソロキャンプでは一番使っている人が多い気がします。
スノーピーク テーブル オゼン ライト
私が今メインで使っているテーブル。かっちりと組み立てられるので好きです。
キャプテンスタッグ アルミ ロールテーブル
めっちゃ安いテーブル。
キャンプ道具⑥「焚き火台」
今は直火禁止のキャンプ場が多いので、焚き火台も用意しておきたいです。
ソロキャンプではそんなに大きいのは必要ないので、コンパクトで持ち運びしやすさ重視で!
焚き火台の上で焼肉したりするのであれば網も持っていきましょう。
100均とかで小さい網売ってますので、それで良いと思います。
ソロキャンプの焚き火台
B-6君
ソロキャンプのお供といったらB-6君ですね。なんだかんだ一番使ってます。
値段は6000円とまあまあですがソロ用にしては上の入口が広いので、薪き突っ込んだり料理にしても使いやすい。
Lixada バーベキューコンロ
もうひとつLixadaのコンロはとにかく安い!
とりあえず焚き火台あればいいやという人におすすめ。
同じような見た目でもサイズがあって、Mの方が少し大きくて使いやすいです。
Mでも持運びには困らない大きさです。
そのほかの焚き火台
上記の安くて使いやすものを以外にも焚き火台は色々あります!
もっと詳しく焚き火台を見たい方はこちらの記事で。
キャンプ道具⑦「ソロクッカー」
ソロキャンプでは、カートリッジを中に入れて持ち運びしやすいソロクッカーが使いやすいです。
ただ炒めるという使い方はできないので、調理に力入れるのであればフライパンも欲しくなります。
クッカーの材質によるメリット・デメリット
ソロキャンプではチタンかアルミのクッカーが軽くて持ち運びしやすいです。
- チタン:軽いので持運び重視、焦げやすいのでお米は炊きにくい
- アルミ:熱伝導率が高く料理しやすい
ソロキャンプおすすめソロクッカー
初めて買うクッカーはアルミ製で、フッ素コーティング加工してあるクッカーが使いやすくおすすめです。
コールマン パッカアウェイクッカーセット
プリムス ライテックトレックケトル
スノーピーク トレック900
スノーピーク チタントレック900
キャンプ道具⑧「ガス&バーナー&ウィンドスクリーン」
薪が使えるキャンプ場でも、サッとお湯を沸かしたりと必需品です。
安いものはコンロは五徳がスムーズに開かなくなったりしますが、それでも私の買ったのはまだ使えてますので最初の一つは安いものでも良いかなと。
ソロクッカーしか使わないのであればミニバーナーで良いです。
フライパン使うのであれば五徳は大きい方が安定します。
ソロキャンプおすすめコンロ
ABBRA シングルバーナー
Etpark 風除板 ウインドスクリーン
PRIMUS ガスカートリッジ ハイパワーガス IP-250T
キャンプ道具⑨「グランドシート」
地面とテントの間に敷くシートです。
テントの汚れるのを防ぐためにも必要です。
敷ければなんでも大丈夫なので、ホームセンターで売っているレジャーシートでもOKです!
グランドシートの選び方
テントと同じブランドのものを買うとサイズが合わせやすいです。
ホームセンターのレジャーシートなどで、テントよりサイズより大きい物を使う場合は、はみ出した部分は適当に折り曲げればOKです。
地面に直接敷くため一番汚れる道具なので出来るだけ安いものが良いですね。
ロゴス ぴったりグランドシート270
キャンプ道具⑩「ランタン」
初めて買うのであれば電池で動くLEDランタンが使いやすくおすすめです。
他の燃料のランタンに比べて圧倒的に使いやすく、どこでも買える電池がやっぱり便利です。
ランタンについて詳しく知りたい方はこちら。
ソロキャンプおすすめランタン
ランタンは明るさに持続時間、あと電池の種類で選ぶのが良いです。
私は家でエネループの単三電池しか使わないのでジェントスの380ルーメンのLEDランタンを使っています。
ジェントス LED ランタン 明るさ380ルーメン 連続点灯14時間
ジェントス LED ランタン 明るさ280ルーメン 連続点灯72時間
supersakura LEDランタン 2個セット
キャンプ道具⑪「ナイフ」
キャンプでのナイフの一番の使いみちはバトニングと言われる、薪を燃やしやすい大きさに割る作業です。
バトニングは少しハードな使い方のため折りたたみナイフではなく、シースナイフ(折りたたみではないナイフ)の方おすすめです。
料理用のナイフと分ける場合は、料理用にコンパクトな折りたたみナイフを用意するとよいです。
ソロキャンプおすすめナイフ
モーラ・ナイフ
3000円切る値段ですが作りがしっかりしているナイフ。
OPINEL ステンレスナイフ #9
オピネルナイフはデザインが素晴らしい折りたたみナイフ。
しかも安いです。#9だと2000円ほど。
折りたたみナイフなので料理や細かい作業に向いています。
他ナイフについて
他にもアウトドアで良く使われているナイフは沢山あります。
こちらの記事で紹介しています。
キャンプ道具⑫「カトラリー」
最低限でよければ割り箸でもOK!
先割れスプーンぐらいあれば便利かなという感じです。
ソロキャンプおすすめカトラリー
スノーピーク 先割れスプーン
スノーピーク フォーク&スプーン
キャンプ道具⑬「火熾し道具」
火をつける道具としてキャンプではファイアスターターを持っている人が多いですが、どちらにしろライターは合ったほうが良いです。
火起こしのためにフェザースティックを作るか、新聞紙や割り箸などを使います。
ファイヤースターターについて
有名どころの商品だと下記のように2000〜3000円しますが、
Amazonで『ファイヤースターター』と検索すれば数百円のものが山ほど出てきます。
Bush Craft オリジナル ファイヤースチール
Bush Craft製のファイヤースターター。ちょっと高い。
ファイヤースターター
私が使っているファイヤースターター。500円と安い。
Amazonで安いものいくつか買ってみましたが、コレが一番使いやすいです。
キャンプ道具⑭「虫除け&予防グッズ」
キャンプで気持ちよく過ごすいは必須です。
季節によって発生する虫が違いますが、私はパワー森林香・パフェクトポーション・市販薬(ムヒとか)が多いです。
アブやブヨが出そうな季節は、ポイズンリムーバーも持っていく事にしています。
最低限アブなどにも効果ある線香と、市販の薬ぐらいは持っていきたいです。
富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻入り
パワー森林香用 携帯防虫器
その他:キャンプに持っていきたい道具・あると便利なもの
ここまでで上げたもの以外で、他に持っていったほうが良い細々としたものです。
救急キットやスマホバッテリーなんかは絶対にあったほうが良いです。
救急キット
ソロキャンプ初めた当初は持ち歩いていませんでしたが、今はエマージェンシーセットを買って持ち歩いています。
充電バッテリー
主にスマホ用です。
キャンプ場では電源無いこともないですが、テント泊の場合はやっぱり持っていったほうがよいです。
調味料
持ち運ぶ調味料を減らすのであれば、事前に何作るか決めたいですね。
コップ
キャンプにペットボトルとか買っていくのであれば使う機会は少ないです。
私はキャンプ場ではお酒がメインなので、手挽きコーヒーを飲むようになって持って行きだしましたが、そうでなければあまり必要では無いかも。
お皿
紙皿でもなんでもOK!
私は木製のお皿を、まな板兼用でもっていっています。
洗面用具
私の必須はトレジャー用の歯ブラシセットとGATSBYのボディペーパー。
キャンプ場にはシャワーがあったり近くに温泉ある場所も多いので、入るなら湯浴み用のシャンプーやタオルなんかも。
ジップロックやビニール袋
ジップロックはその場で洗えないものが出た時に重宝します。
スーパーやコンビニの袋とかもゴミ袋としていくつか持っていきたいです。
ソロキャンプであると便利なもの関連記事
細かいキャンプ道具をまとめる収納バッグ
バックパックの中に入れる、バッグインバッグです。
キャンプは細かい道具も多いので、私はミリタリー風な帆布の収納バッグを使っています。
詳しくはこちらで紹介しています。
ソロキャンプで使うバックパックについて
ソロキャンプでのバックパックの選び方など以下記事にまとめてあります。
バックパックの容量について
バックパックの容量や選び方、おすすめのバックパックを紹介しています。
安めのバックパックを紹介
こちらでは安めのバックパックの紹介をしています。
Amazonギフト券を5000円チャージで1000ポイントもらえるキャンペーン中!
2018年3月からAmazonがギフト券キャンペーンをやっています。
1000円タダで貰えるようなものですので、Amazonよく使う人なら損はないのでおすすめです。
詳しくはこちらの記事で書いています。
最後に
初めてのソロキャンプで全ての道具をバッチリそろえる必要もないかと思います。
キャンプを続けならが徐々に必要なものを見定めていきたいですね。
ちなみに、私が最近ハマっているのはキャンプで分厚いステーキ食べる贅沢です。
YouTubeとかでよくキャンプで分厚いステーキを食べたりしていますが、なかなかスーパーとかでは手に入りません。
通販だと塊で変えるので、たまの贅沢に500gぐらいの分厚いステーキを買って焚き火で豪快に食べてます。
肉付きの方にはおすすめです!